年末にプレステ2を買ったものの、ゲーム経験のない私は途方にくれていました。そんなとき、店頭の体験版をみて、これならできるかも・・・と思って購入しました。 最初は全然クリアできなかったのですが、1曲演奏できた時の喜びもひとしおでした。早くコンサートが開けるように曲をマスターしたい!
ロストロポービッチはこの協奏曲を何回も録音している。 カラヤンやジュリーニとも組んだこともあるが、それらはかなりの感情移入をして自由に弾いたものだった。 それらに比べて、この録音はなんて自然なんだろうか。 心から勢いよく涌き出てくる作曲家からのメッセージや曲想をすばらしい技巧によって難なく自然にあますところなく表現している。 この録音の後、ロストロポービッチはエラートとの間で今後この曲に関して録音は行わないと契約したといわれている。 それほど素晴らしい出来の演奏だ。 小沢も、しっかり自己主張しながらボストンのいいところを引き出して独奏者の好演に華を添えている。
何よりもすばらしいのは、巻頭にチェコ国民楽派が誕生するまでのチェコの音楽史があること。これにより、ドヴォルザークの音楽が生まれた背景がきちんととらえることができる。
評伝、作品解説はいずれも詳細。作品篇では、その音楽が聞こえてくるようです。
巻末にまとめられた作品一覧は、すべての作品について、判明している作曲年、初演、出版の情報が整理されており、大変に便利。
文句のつけようがない評伝です。
ケルティック・ウーマンの同名CD収録の曲をメインに据えた、古城でのライヴ。色々メンバー・チェンジがあったケルティック・ウーマンだが、今のクロエ、リサ、アレックス、リン、そしてマレードで構成されるライン・アップの息があっていて充実していることがよくわかる。美声の女性歌手が4人もいて交代でソロをとったり、コーラスを聴かせたりで、まず歌と声の力に魅了される。それにマレードが時にはくるくる踊りながらフィドルを聴かせ、バックのオーケストラ等が盛り上げる。凝った演出はないが、アイルランドの古城という舞台装置だけで十分。とすると、以前の古城ライヴのDVDと変わらないのでは、と思うかもしれないが、各人の歌・演奏がレヴェル・アップし、そして採り上げる歌が良い。惚れ惚れします。
ボーナス:ライヴ・ショー舞台裏秘話が約20分を占めているが、演奏中にハプニングがあった。これは観てのお楽しみ。そして何よりも心配だったのが変わりやすい天気。ショーの間、雨が降らなくて良かった。アメリカから来た観客が多いが、彼らもきっと大満足だっただろう。
なお、歌詞・対訳つき。本編で日本語字幕がつくのはMC部分のみ。
まえ、これに似たPS用音楽ゲームで 「マエストロムジーク」っていう、 指揮棒コントローラを使った独創的なゲームがあったけど、 曲の流れとコントローラを振るタイミングが合わなくって、 アイディア倒れっぽかった。 私も含めてがっかりしたひとも多いはず。 でも!これは違いますぜ! コントローラこそPS2と同じだけど、 全体のインターフェースがぐんと直感的になっていて、 イマドキの音ゲー並にノリも良く、子供でも遊べる。 っていうか「キッズモード」ってのも実際あるぐらい。 音楽好きなら、いや、音楽が嫌いじゃなければ、 バカになって楽しめるお薦めの一品。 クリスマスエディションも買おうっと!
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