地味ではあるがいい曲・・・というのが最初聴いたときの印象。じわじわと胸にしみるような、美しいバラードの名曲だ。シンプルにまとめられたピアノのバックにゲイリーの感情豊かなボーカルが重なり、最後は何とも言えない余韻が残る。テイク・ザットでも彼はバラードの傑作を数々生み出したのだが、ソロとして、いっそう深みを増した温かみを感じるものになったように感じる。この曲はソロ・デビュー・アルバム「オープン・ロード」にも収録。このアルバムもゲイリーの魅力がぎっしりつまった傑作である。
内容は、、普通のオムニバスポップのちょっと個性的なバージョンって感じ。 出す時期と入っている曲のリリース日の幅がありすぎて、新しいのに古さを感じる。 ボーイズグループがいっぱい詰まっていて、ファイブ・バックストリート・ボーイズ テイク・ザット・ウエストライフ・インシンクと勢揃い! だから、洋楽(ポップ)を好きになりたての人やちょっとマイナーなナンバーに興味のある 人にはぴったりかもしれません!!! アンプラグドバージョンやリミックスが入っているので、ある意味かなり聴き!かもしれません♪
テイク・ザットのリード・ヴォーカルを務めているゲイリー・バーロウの解散後ソロ2枚目(ちなみにテイク・ザットはいま、現在再結成して再ブレイク中)。 最初のソロアルバムはどうもぴんとこなかったけれど、このアルバムはしっくりくるというか、ゲイリーの声にぴったり。 しかし残念ながら、このアルバムでゲイリーは「ゲイリーはスローなバラードしか歌えない」というレッテルを貼られ、セールスは激減。そして表舞台から再結成まで姿を消すことになる。 しかし再結成し、ポップソングが詰まった「Progress」がリリースされたいまでこそ、かれがそうでないことがわかっている。だからいまこそベストの状態でゲイリーのソロアルバムを聴く時ではないだろうか。 ちなみに、オススメはDon't Need A Reasonかな。 ノリノリな曲より静かめな曲が多いので、なんとなく作業中に掛けるといいかもしれない。
テイク・ザットの解散は本当に残念ではあったが、ゲイリー・バーロウはこんなに素晴らしいソロ・アルバムを届けてくれた。ファースト・シングル「フォーエバー・ラヴ」を耳にしたとき、その素晴らしさに期待はしていたのだが、期待以上のクオリティの高さに改めてその才能に惚れ直してしまった。他のライターによる楽曲が多いのがちょっと気になるものの、ますます深みを増したゲイリーのボーカルは感動的。何と言ってもアルバム・タイトル曲「オープン・ロード」が素晴らしい!自らの人生を歌ったこの曲は、同時にリスナーにも大きな勇気を与えてくれる。こんな感動的な曲に出会えたことに感謝する気持ちでいっぱいだ。サード・シングルとして日本でもリミックス・バージョンが発売されたが、このオリジナルこそ完成度は高いと思う。アメリカの市場を意識して製作されたこともあり、デビッド・フォスター、ウォルター・アファナシエフ、ダイアン・ウォーレンなど、ちょっと意外な大物が携わっているが、不自然に売れ線を狙ったという印象は見られず、ゲイリーのありのままの姿が感じられるような名作。永遠に心に残る歌を生み出すアーティストは、そうはいないものだ。しかしゲイリー・バーロウに関しては、間違いなくそういった名曲をこれからも届けてくれるはずだと信じて期待している。
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