確かに長いし、流行の音楽のように毎日毎日聞くのにはちょっと重いかも。でも詩も曲も理屈なしに心に響きます。誰もが心に抱えている痛みや苦しみがふっと安らぐような感じで。私は英語の勉強のため、mp3に洋楽と英会話を500トラック入れてランダムに通勤時間に聞いていますが、ボーナスとしてこの曲を入れています。余裕もなく追いたてられる日々の中、1/500の確立で本当にたまにこの曲と出会えるのですが、そのときは少しだけ深呼吸ができる感じです。
これからも長く聞き続けたい1曲です。
ちんどんテイストが懐かしく心地良い。
ボーカル、モリトの声はうねるように響く。
ブラス好きの私としてはすべての音色に気を使われた録音が嬉しい。
ぐっじょぶ!
たんたんと、映像にして流しているが、もう少し一家族に絞って掘り下げた方が良いと思った。フィリピンという国の背景がこのような貧民を生んでいるが、そこのところが見えにくい。
2009.10.28 amazon にて。2009.10.30読了。久しぶりの「一気読み。」早稲田と立命館での講演をテープ起こしした本。お声が聞こえてくるようです。ここに書かれた筑紫さんのメッセージには、半藤さんの「昭和史」に書かれた問いかけとの共通点が多いのです。「権威者」の言葉を疑い、「多勢」に安易に迎合せず、疑問を持てば調べ、自分で考え、表現せよ・・と。プロのジャーナリストとしての気骨と、ぶれない軸。やっぱり、私はこの人が好きです。
毎晩、深夜のニュース番組で”多事争論”などで 知られている著者が、自身の生活スタイルを客観的 な視点で捉えて、親交の深い知人や友人のスローで 感性豊かな人生を考察している。
毎晩、深夜のニュースでキャスターを務めているのは 見ているものの、実際に著者の考えや視点に具体的に 触れることはなかった。
著者は生まれ故郷である大分県日田市で、次なる世代 に残すべきものを、市民の視線となって一緒に考える 「市民大学」を開設したのである。 地域が活性化する、ひとつのケースモデルの成功例と して広く紹介されたのは、あまりにも有名である。
飄逸でスローな人生を求めて、独特な感性で綴られた 文章は、大いなる説得力と寛容力で読者を包み込んで くれる充実の一冊である。
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