松雪泰子が演じる白鳥麗子、まさに適役と言うべき存在感、異才なオーラを放っている。
これほどに力強さを感じる女優は彼女以降出ていないんじゃないかと思わせる、それほどこの作品は印象的でした。
今見返せば、映像の古くささは多少感じるものの、作品のクォリティーと作品の持つ力強さが、「そんな些細なこと気にするな!」と言わんばかりの一直線な勢いが、見る者を惹きつけ大爆笑させてくれます。
安易に大ネタに手を出す天狗連、無粋だ。
前座、二つ目あたりの噺家はどう思うだろう。
嘲笑か、怒るか。あるいは焦るか。
真面目に取り組んでるから、許される。それを本人も承知している。
ナンチャンはダンスもそうだけど、そういうのが上手い。
そしてそういうところが、ちょっとズルい。
マニアックなB級映画。 出演者の皆さんのファッションや、音楽のセンスの田舎臭さに、笑いを通り越して愕然とさせられる。 でも、当時はあれが最先端のかっこいいファッションだったのだろうか? だとすれば、いまだに古さを感じさせないお坊さんの格好って、すごい。伝統を馬鹿にするべからず。 ということを考えさせられた。
ZONEの曲はどれもですが、この曲は特に聴けば聴くほどに曲の良さがわかってきます。このハッチャケすぎてるところが他のアーティストには真似出来ないし魅力でもあります。売り上げは残念なことにそれほどでもなかったようですが、この曲にはZONEの魅力がたくさんつまってると思います。
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