戦争をテーマにした映画だというのに、悲壮感は全くない。 一人の子供の目を通した第2次世界大戦時のイギリスの中流家庭の生活、を 題材にした映画だが、子供だけでなく、出てくる大人たちも非常に魅力的。
特に、ある年齢以上の女性は、至る所で『あるある!』と思わず顔が綻んでしまうのでは ないだろうか。 監督は何故、こんなにも女の行動形式に詳しいのだろう、もしかしても女系家族に育った? と思ってしまう。
もちろん、その他の方々が見ても非常に面白いことには間違いない。 戦争中でありながら、差し迫った危機感の全くない(失礼!)庶民の生活が非常に身近に描かれている。 個人的には、いつでも真っ赤な口紅を塗った口を大きく開けて素直に笑い、 泣く母親が大のお気に入り。 どんな状況でも庶民は身近に楽しみを探して生きていく。どんな状況でも生活は続いていく。 こんな家族といられたら最高。
セリフによる状況説明を避けることによって
想像力を鍛える作品であるという印象を受けました。
これも一種の「文学」なのかも知れません。
若々しくて、自信たっぷりで、精悍なトム・クルーズがタップリ見られる!!! 当時は旧ソ連との冷戦中で、国威発揚もあって、おそらく米国海軍全面協力で作られた作品!!!戦闘機マニアも必見!!! 音楽もいい!!!「デンジャーゾーン」「愛は吐息のように」など名曲いっぱい!!!1986年アカデミー賞オリジナル歌曲賞受賞!!! 「米軍はイラクから出て行け!!!」なんて言ってる私が、F‐14トムキャットに乗っている彼を応援していいのだろうか???言行不一致だと思うのだが・・・!!!
ゴルフの素人でも、主人公の劇的な人生に、心を動かされました。
キャディが、最初はアフリカ系の人がクラブを運ぶだけの作業から、 主人公らの活躍によって知的な仕事へと進化していく様子が、よく理解できました。
ゴルフ選手にとって、キャディはコーチとも違うし、不思議な関係。 日本にも、草分けとなった優秀なキャディはいるのだろうか。
健康な人以上に、ADHDの人にとって、 人との出会いや、どういう仕事を選ぶかということが、人生を大きく左右する。 主人公は、仕事熱心で成功を収めたが、私生活における火事の件では驚いた。
トム・ワトソン選手、2009年、全英オープンでの活躍を思い出す。 当時、石川遼選手を目当てで何気なく見ていたが、 こういった背景を持っていた選手だと、あらかじめ知っていたならば、もっと応援していたのに。
ALS、以前、篠沢教授の闘病姿をテレビで見たことを思い出した。
今迄シャンパン、正しくはシャンパーニュについてワイン王国、ワインナートなどのワイン雑誌が取り上げてかなり詳しい解説をしているが、体系的にシャンパーニュとは何か?と解説した教科書的な本は無かった。この本を買って読んで見た時、25年前にボルドーの赤ワインに興味を持ち、片っ端からワインに関する本を探して、ロバート・パーカーのボルドーに出会った時と同じ種類の感動を覚えた。 最近人気のRMについては、評価の高い所は網羅されており、逆に名前だけ通っているメゾンが取り上げていないのは、著者の選んだベスト90に入っていないからで、至極当然の結果であると納得できる。シャンパーニュに興味を持ち、虜になった人にはこの本は手放せない教科書になると思う。自分で飲んで、最近は本の評価を読み、納得 これの繰り返しである。
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