眠りに就く時、眠る前の読書時、高橋真梨子の歌声が欠かせない生活・・。ベスト版であってもニューアルバムナイズしてしまうその技量。試聴する機会を得ずして購入しても絶対に「外れ」が無い数少ない歌手である。同じ録音を何度聴いてもなぜか聴く度に新鮮に聞こえるのもその技量ゆえか・・。そしてこの曲数である、1年聴き続けても決して聴き飽きることはないと自信を持って断言できます。やはり良いモノは良い・・まさに真理ですネ。待ってた甲斐がありました。
この映画のストーリーは最後に少し納得行かないものがあります。昔の映画だけに,表現も未熟なところがあるなと思います。でも、まあまあ、楽しめます。主役の高橋かおりが、けなげで清純な美少女役で,見ていて本当にかわいいです。いかにも、聖少女という感じです。玉置浩二もミュージシャンとは思えないほどの演技力を見せます。この映画の中で、一番恐怖を盛り上げているのは、玉置浩二です。せりふの無い場面で、顔の表情だけで十分に感情を表す演技力は、ただものではありません。音楽は安全地帯なので、聞くだけでも楽しめます。大きな期待はしないほうがいいですが,だめとも言えない映画だと思います。
本作は、高橋真梨子の主要な代表作をほぼ網羅したベスト盤なのだが、 ただのベスト盤というより、集大成盤と呼んだ方が正確な内容になっている。 発表から長い時間の経った曲、バンド時代の代表曲・・・ それらの曲は、編曲を改め、現在の高橋が歌い直したものを収録している。 (「あなたの空を翔びたい」「桃色吐息」「蜃気楼」「五番街・・」「ジョニー・・」等) そのため、オリジナル盤を既に購入した古参のファンは、原曲と聞き比べられて興味深く、 新しいファンには、彼女の楽曲ヒストリーが網羅出来るという、 実にファンを大切にしたベスト盤になっていると言えよう。 その手の試みは、通常、他の歌手の場合、オリジナルの新鮮さが失われ、 ただただ違和感だけが残ったりもするものだが、 歌唱力の進化する高橋真梨子の場合、それは全くない。 若き日の高橋とは違う、円熟した歌唱力が心を打ってくれる。 二枚組の圧倒的ボリュームで、最近作まで収録してくれた内容といい、 これは買って良かったと納得出来るアルバムだ。
主に開閉部が省略されている車のプラモデルのドア、ボンネット、リアトランク、リアハッチなど開閉機構の製作方法と、 開閉部周辺の内装やエンジンの追加工作、ライトやランプ類の電飾化など丁寧に解説している非常にマニアックかつ 画期的な工作マニュアルです。
真鍮パイプやワイヤーなどを用いた比較的簡単な金属加工が必須なので中級〜上級者向けと難易度は少し高めで、 「単純に開閉できるようにする」のではなく、「出来るだけ実車に近い形で開閉できるようにする」のが目的です。 金属加工につきものの面倒で手間が要る半田付けほとんど必要なく、接着は主にエポキシや瞬間接着剤を用いてますので 慣れればそう難しくは無いと思いますが、リアルに仕上げるためには実車に対する知識や資料もある程度必要になります。
ほとんどカラー写真で丁寧に解説されているので、ベースキットと追加加工した部分の色の違いでどこまでがキットで どこが加工した部分なのか見分けが付きやすいので、過程や範囲が判りやすいです。一通りマスター出来たら、応用として 金属加工が出来る超硬ビットとリューターを用意すれば、古いダイキャストミニカーのドアのドッグレッグステー方式(L字型の バーでドア全体をボディ外側に突出させて開く形式)を、実車と同じ内ヒンジのインフェンダー方式(ドアの先端をフロント フェンダー後端の内側に入り込ませて開く形式)に改造するなどの参考にもなるでしょう。
ランチア・ストラトスなど製作例の実車の開閉部の珍しい画像も載せてあるので、作例の仕掛けではなくて実車と 同じ形状の開閉方式にこだわりたい人にも大いに役立ちます。最近ではボンネットやトランクなど大型開閉部が 複雑なマルチリンクヒンジになっている車種も多くなってきているので、この本を参考にしてみると良いかも。
オールカラーで解り易い、かなり実用的でツボをついた本です。その「オールカラー」によって価格がお高めになったのかも しれませんが、もう少し安かったら★5つでした^^
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