「ICO」…それは発売当初から異色のRPGとして知られ、今もって他の作品と一線を画している存在です。静寂に包まれた霧の中の古城を、少女とつないだ手のみを頼りにひたすら彷徨う…そう聞くだけだとつまらないと思われるかもしれませんが、雄大かつ精緻な城の構造や、風や水の透明感などはそれだけでも一見の価値があります。しかし、このゲームの一番の魅力は、贄とされた角の生えた少年や霧の城、その中で出会う白く光輝く少女と黒き衣の女王、そしてそれらを取り巻く世界についてほとんど解説が加えられておらず、プレイする者の創造力に全てが委ねられていることであると言えるでしょう。 今回、宮部みゆきさんの手により小説化されたICOの世界と、ゲームの中であなたが心の中に創りあげていくICOの世界…その双方が祝福された存在でありますように。
HD版で初プレイ PSNで買いました
2005年にPS2というハードでこれほどのゲームが存在していようとは。オーパーツに触れたかのような驚きを覚えました。
でもボス戦は攻略できずに悩んでいると天の声からのヒントがあったりするが、自分は頭が悪いので完全に詰んだボスがちらほら(;'Д`) なるべく初見での攻略で悪戦苦闘するのを楽しむようにしてるが、さすがに2・3時間ぐるぐるとなにもできずに巨像の周りを回ってると、投げたくなったのでYOUTUBEで攻略動画を見てしまったw
映像は1080pの高解像度にも対応しているため遺跡や神殿などの壁や柱のテクスチャの質感が際立って、とてもいい雰囲気を醸し出していてキレイ。 ラピュタとかナウシカとか好きな人には、たまらない作品だと思う。自分もそうw
それと、なんと言ってもこのゲームはキーコンフィングがある! これがなかったら面白さは半減してたと思うほどに、これがすごく重要な役割を果たしてる!
自分はジャンプをL2 掴みをL1 攻撃をR1 馬を走らせるをR2に設定してプレイしてます 広大なフィールドで馬を走らせる際、R2でタップして走らせたり、ふわっとしたキータッチのL2でジャンプ、そしてL1で巨像のモフモフの毛をつかんだり その「握る感じ」は自分が納得できるキーコンフィングありきだったと思うし、その演出を自分で作れたっていう満足感もあった。 この手のゲームで自分なりにボタンを自由に設定できるのはありがたい
HD化のタイミングでこのゲームに巡り合えたことに、素直に喜びを感じます このゲームを作ってくれてありがとう上田さん でもこれやったあとだと言わざるを得ません 「トリコはやくだしてくれ。2011年じゃなかったのか?w」 よく皆さん我慢できますね(;^ω^) 早くトリコやりたいよー(T▽T)
某動画にて「すべての人へ」を聞いて鳥肌が立って CD音源を聞きたいな〜と思い立ち購入しました
作業用BGMとして機能しています すべての人へだけではなく良曲がたくさん詰まっております
是非購入してみてはいかがでしょうか
満点の星5つです。ほかの評価も圧倒的に5つ星が多く、「最近流行りのステルス マーケットか?」と疑いそうなくらいですが、買えばこれほどの高評価に納得できると思います。 大自然の荘厳さと抒情感、生命の躍動感と巨像の重量感、人間の悲愴感と儚さが、 全て余すところなく表現されていて素晴らしかったです。音楽を聴くだけで、アグロの いななきとワンダの力む声、剣を突き刺す音が耳の中で響きます。このCDを聴いたときに、 はじめて「あのゲーム内の音すべてが音楽だったんだ」と気づかされました。 とにかく、ゲームをプレイして少しでもハマった方なら、オススメの一品どころか 「絶対買うべき」という神曲の魚群がこのCDです。
初めてICOのサントラ(?)を発見したとき、あの静寂のゲームにそんなにも明確な楽曲がはいっていただろうか、と思わず考え込んでしまった。と同時に、こういう体験をしたのはきっと私だけではないだろうという揺るぎない確信があった。考え込んだ理由はなにも、しっかり聴いていなかったからとか、単純に覚えていなかったたらとか、そういう類のものではない。ICOというゲームは、最初から最後までが静寂という一本の糸で貫かれているような、静かな、とても静かなゲームだったからである。 それでもICOの世界に魅了されていた私は、何のためらいもなくそのCDを手に取った。楽曲というには細すぎる、その繊細な音に囲まれた20分間は、まぎれもないICOの世界に私を誘ってくれた。途中、「ああこんな曲もあったな」と何度も思い出しながら、ゲームをプレイしていたときには気がつかなかった音がこんなにも隠れていたのに驚かされた。 「どの曲が好き」だの「曲の構成が云々」だのと書き連ねることは、どうしてもできない。このCDは、一枚の音の集合によってのみ、ICOの世界を再現してくれるからだ。しいて言えば、三曲目のマンドリンの音色に耳を傾け、ICOのテーマ曲からエンディングの切なさに想いを馳せる・・そんな、素敵な体験ができるというくらいしか、書き記すことができない。 長々と書いてきたが、最後は自分の耳で、確かめてほしい。この一枚のCDに対して抱く、なんとも愛おしい想いを、その肌で感じてほしい。 これは楽曲ではない。一枚の、空気のように流れる、美しき旋律。
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