~ドゥービー・ブラザーズが マイケル・マクドナルドを迎えて アダルト路線に変更しつつあり J.D.サウザーは 彼の代表曲となる「ユア・オンリー・ロンリー」を発表。そんななか 突然降ってわいたかようなナックの「マイ・シャローナ」の超ヒット。シンプルなロックが当時 かえって新鮮に聞こえたものです。俗に言う「一発屋」ですが 曲の持つパワーは今聴~~いても 新鮮そのものです。~
たまらなく魅力的で素晴らしかった9月のブルーノートでのライブ。その時も何曲かこのアルバムから披露してくれたけど、シンプルなアコギとピアノをバックに、リッキーの声が届く。カバーといっても、原曲に忠実なわけではなく、魂赴くままに歌いあげる。カバー集とはいえ、まさにリッキーの世界。上の方も言ってますが、the weight、いいです。
解説は2ページしかなく 日本語訳はありません。 表示ははっきりしませんがRhinoリマスターなんでしょうね 音質は良好でした。 聞きそびれていたアルバム2枚目当てに購入しましたが コストパフォーマンスはまずまずといったところでしょう。
発売当初よりも、30年経った現在のほうが染み入ってくるのは音楽の普遍性か自身が歳をとったのか しかしながら彼女がこれを作ったときは27歳、おそるべきそのタレントである
ファーストアルバムは彼女の敬愛するヴァン・モリソンやロウェル・ジョージ、またかつての恋人であったトム・ウェイツらの影響が強く感じられたが、この作品ではその荒削りな部分を磨きあげ彼女独自の才能を開花させた感がある
「どこにいるの?教えて」と繰り返す‘Living It Up’がベストトラック 行き場を無くしたビートニクたちの魂に呼びかけるその声に何度泣かされたことだろう
この人の場合、決してそれは狙いなどではないのでしょうが、彼女の少々癖のある個性的な唄いまわしが、このアルバムに独特の味わいと共に、ある種のおしゃれ感をもたらしているように思います。ミュージカルのナンバーから、映画の主題歌等、様々な曲を彼女の独自のセンスでカヴァーしていますが、そのバランスがとてもいいです。このジャケットデザインと、アルバムタイトルから、多くの方は、オールド・アメリカン・ポップを想像されると思います。・・・ 確かにそうなのですが、それ以上に、ヨーロッパ的な哀愁サウンドが含まれているようです。アメリカン・カントリーのようでもあり、場末のシャンソンのようでもあり、どこかニーノ・ロータの映画音楽のようでもあります。
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