今まで大体、最近の『スカコア』たるモノをずっと聞いていましたが、このCDを聞いてから全く今まで聞いていたスカコアたるものを全く聞かなくなってしまいました。ある程度、こんな感じのスカを聞いてみたかったというイメージはありましたが、こういう感じのスカのアーティストを全く知りませんでした。でも、昔買ったSPECIALSのCDの説明にSkatalites というアーティストが載っていたので、これをキッカケにどんなものなのか聞いてみようと思いました。聞いた結果、「こんなの聞きたかった!!」と思うほど最高でした。何がって、この独特なノリはもとより、演奏が素晴らしい。スカをよく聞かれている方はどう思うかは知りませんが、ビギナーの僕的には最高でした。7(カヴァーとのことです)のソロが、僕が時々聞いていたジャズに通ずるものがあり、とても好きです。13もとても好きです。(どこかで聞いたような...)。これを機にSkatalitesの曲を聞いていきたいと思います。 とにかく捨て曲など全く無く、良いCDだと思います。
スカタライツは懐が深い。スリリングではあるが、決して攻撃的ではない。ささくれた気持ちや苛立った感情を受け止めてすくいあげてくれる。 今は亡きドン・ドラモンドのトロンボーンの音色に励まされるようだ。
さまざまなアーティストがSKAの原点、スカタライツをカバー! ラスト2曲はスカタライツが入ってます。 SKA初心者はココから入ってください。 間違いなく他のSKAも聞きたくなります!
1960年代のスカタライツ初期の音源をまとめた2枚組のコンピレーション。 音質はいいとは言えないレベルだし、特別詳細なライナーがついているわけでもないし、初CD化楽曲はDisc1の「Marcus Junior」だけということなので、とにかく音源をたくさん聴いてみたいという初心者向けのお手ごろ入門編……なのかな? Alton Ellisなど、歌手がフューチャーされた楽曲が多く含まれているので、スカやレゲエ勃興時の様子――R&Bやソウルの影響が濃いけど、独特のゆったりとしたリズムが形成されていく様子がうかがえるのが面白い。
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