なんか久しぶりに「This is マリヤ」を聴くことができました。メロディーラインのこの透明感・爽快感・・。達郎も自分色を抑えてまりや本来の『らしさ』を十分引き出してます。朝OK、夜OK、ドライブも勿論OKでしょう。
決して1000円無駄にはならないと思います、即買いでしょう
記念すべき25年振りのセンチのアルバム楽しめます。ものすごくポップの才能が感じとれる傑作アルバムだと思います。
「人生の扉」はアルバムDenimに納められていました。詞ばかりに気を取られていましたが、この作品は演奏も素晴らしい。ピアノ中心の静かな出だしだけれど、控えめなベースとドラムスがところどころで小気味良い音をかき鳴らしてくれています。中盤からのスチールギターとリードギターの音色とプレイがたまりませんね。そしてフラットマンドリンの出番。このフラットマンドリンの音は今まで生きてきた人生の出来事を思い起こさせてくれ、これからどう生きていくべきかを考えさせてくれました。本当に身が引き締まるような感じで聴くことができました。終盤の Denim のメッセージが聞こえてきたとき、そうかそういうことだったのかと納得、まりやさんの歌唱も曲と見事にマッチしています。詞良し、歌良し、曲良し、アレンジ良し、演奏良し、世界中のたくさんの人に聞いて貰いたい作品です。
一方、「チャンスの前髪」の方はサザンのハラ坊こと原由子さんがゲスト・ヴォーカルとして参加しており、なかなかいい味を出しています。まりやさんがどちらかと言うと、活発で歌い放つのに対し、優しく包み込むような歌い方、終盤どこから声を出してるんだーと言いたくなるのは私だけかな?こちらも素晴らしいアレンジ・演奏になっています。TVドラマの効果もあり、いい勝負になりそうですね。
センチ結成40周年おめでとうございます。デビュー当時から聞き続けて、15年前から名古屋に引っ越し、人生そのものがセンチなんです。3回目の移籍先ポリドールからリリース一弾のアルバムです。オープニングのsweet Rainbowはいつもながらの爽やかセンチが迎えてくれます。分厚いコーラスと西海岸風のギターサウンドは実にいい。ドライブのお供に是非とも加えていただきたい。中野さんのリードヴォーカルです。2曲目Smiling Faceは告井さんのリードヴォーカル。彼が歌うこの手のラブソングは男が聞いても心にビシビシ響いてくるんです。そしてバックで盛り上げるコーラス隊は相変わらずで実に気持ちいい。3曲目は中野さんのHoney Lady。この手の遊び的な作風も以前からセンチの強みで、確かなテクがあるからこそ可能にしたマニアックな楽曲。遊び言葉の歌詞はさすが、センチマジックです!4曲目のOld Love Songは中野さんの人柄が出ている素敵な曲です。歌詞が実に良くて、お酒を飲みながら是非とも聞いていただきたい。夫々の昔を思い出しながら聞くとなんか自分の歴史が見えて来るような気がします。5曲目のGood Timingはいかにもビートボーイズを意識したサウンドで、スライドギターがデビッド・リンドレー(ジャクソン・ブラウンのバックミュージシャン)張りの音であの時代の記憶が蘇ってきます。6曲目のTake Every Chanceは告井さんのリードボーカル。センチのど真ん中の彼等らしい曲。海をドライブする時のお供にお勧めです。 8曲目のOne More Good Timeは中野さんのリードヴォーカル。どんなに辛い事や悲しい事があっても、この曲を聞くと不思議に元気が出てくる応援歌です。アルバム最期を飾るTo The Seasideは中野さんリードヴォーカルのメランコリックかつアコスティカルなバラード。掛け合いのコーラスが職人芸的ないい仕事をしています。最後に潮騒と海、ハーモニカの音・・・心憎い演出となってます。
センチのファン35年選手です。
デビュー以後、すべてのLPを所有していますが、CDは道半ばです。
「スマイリング」以降のアルバムCDは未だに手にしていません。
何しろ、レコードプレーヤーが手元から消えてからLPも聴けず、
悶々とした日々を送っていました。
そんな時に見つけたこのアルバム……検索〜発見〜即購入です。
音源があるんだったら、さっさとアルバムをCD化して欲しい。
私ももうすぐ50歳です。この年になるといつ死ぬか判らないのです!
CD化すれば、そこそこは売れると思うんですけどね……。
|