霜月はるかさんとriyaさんの透き通る声のツインボーカル。 これだけのために買っても損はありません、そのほかにもアカイイト独特のサウンド。 ゲームを思い出しながら聴き入るとより心に響きます。 アカイイトファンなら是非ご静聴くださいませ。
NHK朝ドラ『カーネーション』は、今日が最終回だった。 コシノ三姉妹のお母さんである小篠綾子さんの生涯を描いた人気シリーズである。 見事に凝ったフィナーレに大満足。
ドラマにすっかりはまって、毎回録画だが楽しませてもらったうえ、 それでは足りない思いがして、小篠綾子さんの自伝である『コシノ洋装店物語』を読み、 さらに次女のコシノジュンコさんが母親を語った『人生、これからや!』を読んだが、 まだ足りなくて本書も読んだ。 いずれも面白い。
綾子さんは、生前、自分のことをもっと世間に知ってほしいと 誰かに本を書いてもらいたがっていたという(綾子さんらしい!)。 その希望を娘たちがかなえる形で、以前から綾子さんの本などで縁のあった人に依頼し、 実際にはその娘さんである著者が後を継ぐ形で書いた本らしい。
ということで本書は、コシノ家の外の人間が書いた、客観的な事実に基づく本なのだ。
本人や娘の肉声もいいが、こうしてきっちり事実を整理して系統だてて書いてあるのも興味深い。
著者にとっても初めての本だというが、 もともと資質もあり、いろんな経験も豊かな人のようで、 その文章は堅実でわかりやすく読みやすい。 かなり取材などもしたようで、娘たちが知らない事実も少なくないという。
エピソードと綾子さんや娘たちの言葉を織り交ぜたスタイルは魅力的で、楽しく読める。
私が特にいいと思ったのは、綾子さんと娘たちを描くだけでなく、 背景でもある社会やファッションを中心に、時代の流れもしっかり書き込んであることだ。 伝記の類では常道といえば常道だろうが、 とかく強烈な個性の人生であれば、面白おかしいエピソードを連ねるだけでも書けてしまうだろう。 それもそれでいいといえばいいのだが、 時代の流れとそれを生きる人間という視点がベースにあると引き締まる。
実はこれはドラマ『カーネーション』を見ていても感じたことで、 あのドラマの優れた点の一つは、ただ人生をたどるのではなく、 楽しいこと辛いこと、いろんなことがあり変化があるなかで、 それに一喜一憂、翻弄されながらも人はがんばって生きていくのだ、という、 切なさも含めて人生を肯定しようという人生観のようなものが貫かれていることだ。
同じものが、ドラマに先立つこの本にも感じ取られて、 結果的に、ただ面白い人生の物語というにとどまらず、 生きた人間の歴史として、好ましく、かつ貴重な本になっていると思う。
三姉妹の性格の違いだけでなく、その仕事ぶりの違いも多少とも知ることができるのも そういう姿勢があってのことだろう。
とにかく興味深いエピソード満載で、 ドラマを見ている人間からすると、ああ、ドラマに描かれていたあれも事実だったのかとか、 あれはこの話をドラマとしてああいうふうに変形させたわけか、などと納得できるのも楽しい。 が、かりにドラマを見ていないとしても、十分に味わい深い人間の物語がここにあると思う。
人生において
恋愛の意味について考えることなんて
ほとんどない。
この本を読むことによって、
恋愛することは時間の無駄か?
どのようなパートナーが最良か?
一目惚れはありえるのか?
妥協して結婚する必要はあるのか?
など普段考えることのない恋愛について
考えてみることのできた。
そんな意味でオススメできる。
昔話をうまく解説してくれるご本です。この話はこういう学びがあったのかーとうなづくばかりです。とても教訓になりました。挿絵になっているイラストもとてもきれいで癒されます。
Interviews and short movies are interesting!
Wish to have Blu-ray movie...
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