すでにトップテナーの座にあったマイケルの遅すぎるリーダアルバム。リリースされた当時、今更マイケルのリーダーアルバムが出ることは信じられなかった記憶がある。さらに、それまでのブレッカーブラザーズやステップスの経歴から、バリバリのフュージョン・ファンクを期待していた私はちょっと曲調が違うのに戸惑った。 そして最後のボーナストラックのMy One And Only Love の爆発的イントロから始まるソロに「ごめん、僕はジャズなんだ」と微笑むマイケルを見た。(私が勝手にフュージョンシーンプレイヤにカテゴライズしていただけなんですが。) 無論、コルトレーンの My One And〜は聴いたことがあって、マイケル自体コルトレーンフリークであるのも知っていたが、何で今さらになってここに戻る?・・・非常に大きなインパクトを受けたのを覚えている。 その後、亡くなるまでの約20年のマイケルブレッカー路線にとって、本当に原点のアルバム。当時マイケルは34歳くらい。その年で思いきって舵を切ったことに対して、正直「勿体ない」 と思った私の心配はよけいなお世話であった。 さらに私ごとではあるが、マイケルのジャズ回帰とともに自分もジャズを本格的に聴き始めた、そういう面でも革命的な一枚である。 全般にスローバラードが多く、トップの Sea Glass やグロルニック作の Cost Of Living はドラマティック。ライブでよく演奏されるスピーディなSyzygy はテナーの演奏として指折りの出来。テナープレーヤの腕試しエチュードとして格好では? いずれにしても何度も聞くとさらに良くなってくる一枚ではなかろうか?
初めてこの映画の予告を観たのは、昨年秋。
「?」
が頭の中を飛んでいる内に、ペンギン達(アミーゴス)は見事に「マイ・ウェイ」を歌いきりました。
しかも、明らかにラテンなリズムと英語でない言語で。
続いて同じ映画の予告。
更に「?」が続く中、
赤ちゃんペンギンが、見事に、見事にタップを踊りきりました。
思わず映画館の中で小さく拍手をしてしまったくらいに。
本編の映画(多分、「メトロに乗って」だったと思う)の印象よりも、この映画の予告編が
印象に強く残りました。
タイトルが「ハッピーフィート」であること、
多分、ペンギン達が主役の、多分(ペンギンがいるから)南極が舞台の、
きっとCGアニメ映画に違いない、という程度にしか内容が見えない映画の予告。
使われる曲がスゴイのばかりなので、サントラが出たら是非買おうと思っていましたが、
ようやく発売日決定です。
サントラもちろん買いますが、映画も必見です!
映画公開時見に行ったときの行き帰りの車のなかではこのCDを聴いて盛り上がっていたわけです。 改めて聞き直すとこの曲映画で使われてたかなーっていうのもありますが。 CMに使用された曲もあります。
激しい怒りを感じる詩なのに、なぜか、癒されてしまう曲調。
どうして、音楽専門誌は、黒人音楽、白人音楽などとジャンル分けしてしまうのでしょう。
MJにジャンルはありません。私にはそう思えてなりません。
ジャクソン5時代、ジャクソンズ時代、オフ ザ ウォール、スリラー、バッド、デンジャラス・・。
ずーっと進化し続けているMJ は留まるところ無しって言う勢いでした。
特にこのアルバムには、彼の言いたいことすべて納めていると思います。
しかし、更なる苦悩がその後待ち受けていました。
トム・スネドンや、マスコミの更なる反撃(2003年)・・・。
MJの半生(マイケルジャクソン裁判)を知り、このアルバムを聴くと悔しくて、涙が
止まりませんでした。でも、ラストのスマイルが、救いです。
どんなに辛くても、笑顔で・・・。
彼の曲調は、クラッシックの旋律のようです。ドラマチックなのです。
ちなみに、私はリトル・スージーという曲が、頭から離れません。
何の予備知識もなく(出演者も知らず)、 看板の恋愛映画というだけで「恋愛適齢期」を観て、 本当に最後の最後まで、こんなに涙が止まらなくなってしまった映画はありませんでした。 DVDが発売されたら、絶対に買おうと思いましたが、 なかなか発売されず、でも11月19日に発売という話を聞き、 それまで映画の余韻を忘れないため、CDを聴いています。 あまりこのタイプの曲は聴いたことが無かったのですが、 BGMにしていても、とても心地よく、 私の大切なCDの一つです。
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