Billy BraggがWilcoと共同制作した、名盤MERMAID AVENUEのメイキング映像です。輸入盤のため詳しい内容が解らないのが、やや難点です。
DVDで映し出されるBillyの姿は、真摯でかっこ良く、真面目に一生懸命メッセージを歌うパンクそのものです。(若さ、激しいビート、過激なファッション‥‥だけでパンクかどうかなんて、評価しないで欲しい。)
今までの日本においてのBillyの評価、知名度は恐ろしく低かったと思います。Wilcoと組んだことで、初めて名前を知った人も多いでしょう。再評価が高まってきて、初期の作品が国内盤として再発されたことは、すごく意義があったと思います。
出来れば、このDVDも国内産を出して欲しいです。輸入盤ですら、これだけ良い内容ですので‥‥。正確な内容を知ってみたいという思いが強いです。
ノンサッチ移籍第2弾。ジムオルークとのいい関係を持続したまま、またモンスターアルバムが届いた。今年のベスト、前作に比較したロック寄りの音楽などなど他のレビューアの様々なご感想ごもっとも! 適度な遊びゴゴロと古めかしい音とWILCO独自の斬新な音がいいさじ加減で配合されている。#3『spider』などは最たるもので10分強の曲ばってん気にならんとです。 前作辺りから言える事ではありますが、一皮むけたならぬ一殻割れた内ジャケのようなバンドとしての風格を感じさせ、1ヶ月数枚しか買えないCDですが、ウィルコのCDを買うことに悩む事は、もうないでしょう。
FUGAZIのBrendan Canty監修によるDVD。 収録内容は THE LONESOME ORGANIST「CATCHING FLIES WITH TEETH」 PIT ER PAT「THE BOG MAN」 SHELLAC「STEADY AS SHE GOES」 THE PONYS「SHADOW BOX」 WILCO「MUZZLE OF BEES」 TIGHT PHANTOMZ「NINJA TALK」 FREAKWATER「JEWEL」 RED EYED LEGENDS「JE M'APPELLE MACHO」 TORTOISE「SALT THE SKIES」 という豪華な内容。 とにかくジョン・マッケンタイアのドラムとスティーブ・アルビニのギターを見るだけでもこのDVDを買う価値があります!
※このDVDはリージョンフリーです。地域コードを気にせず購入して下さって大丈夫です。
昨年のUSツアーの様子を収めたライブDVD。
凝った編集やギミックなどは(多分)無く、割とストレートなライブ作品に仕上がっています。
リハverでのタイトル曲こそ独特の緊張感があるものの、全体的に演奏はリラックス目でしょうか。
アイドルライブ張りのブラジャー投げなんかもあったりで。
やれJay BennettがいないWilcoはWilcoじゃないだとか、Nels Clineは弾き過ぎじゃないかだとか、
未だに世界中のファンの間で熱い議論が交わされているみたいですが、
(実際、僕もNelsにイマイチ馴染めていなかった一人でした)
このDVDを見れば考えが変わるかもしれません。今のWilcoの音はこの面子でしか有り得ないのでしょう。
ライブCDであるKicking〜を聴いた時点ではどことなく違和感を感じさせていた現在のバンド体制が、
今作ではまるで数十年来のメンバーのように一体となって曲を輝かせています。
You Are My FaceもMondayもWar On Warも、まるで同じメンバーで作った曲であるかのように・・・。
「バンドが生み出すケミストリー」というような言葉はこういう時の為にあるものなのではないでしょうか?
また、今作収録のライブ音源がそのまま256kbpsのmp3ファイルで無料ダウンロードできるのも素晴らしいです。
MRO以降、一向に来日する気配が無い彼ら。
日本のファンにとってこういったライブDVDは非常にありがたいのですが、
本当にそろそろ単独公演、もうすぐ発売の新作を引っさげてお願いします。
5/25追記:Jay Bennettが急逝・・・公式でジェフのコメントが読めます・・・RIP
アナログは一部曲順の変更&アナログのみのボーナストラック「SOMETIMES IT HAPPENS」が追加されて全13曲。 収録曲の内「ONE SUNDAY MORNING」は、CDより少し長い(約14分)ロング・バージョンで収録です。 付属のCDは輸入盤CD1枚のエディションと同様の曲順で、アルバム本編のみの全12曲入り。
どのエディションを買うか悩ましいですが、アナログファンは迷わず買い!の仕様だと思います。
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