TVシリーズのサントラに加え、米倉千尋さんが歌うOPとED、そして黄天化のキャラソンも入っています。いい曲だと思うので封神好きの方にはオススメです!
あぁ〜、ついに最終巻ですね。いつまでも続くと思っていた作品が終わるという事ほど悲しく感動的な事はありません。この最終巻、藤崎節全開です。とにかく激しい!伏羲とジョカの闘いは『豪快』の一言!!ぜひ読んで下さい!あと藤崎さんに、最後の扉絵に妲己を描いてくれてありがとうございます!!!
上の商品紹介に【トラックリスト】“09. 世界の果てで (ゲーム「L.G.S ~新説 封神演義~」二期オープニングテーマ)/歌:織田かおり”という項目がありますが、このドラマCDにトラック09自体がありませんでした。いったいどういうことなのか・・・? とても素敵な曲で大好きなのでフルバージョンで聴けることを楽しみにしていたのに残念です。 ドラマCDの内容はタイトル通りリゾート三本勝負でくだらなくも賑やかで面白い勝負風景が浮かんできて楽しかったです。 攻略対象キャラそれぞれに見せ場があるので誰のファンであってもそれなりに楽しめるのではないかと思います。サブキャラでは大熊猫の魔法使いさんが特に活躍(?)していましたよ(笑) ヒロインの楊栴はボイスがないのであまり出番がないのは仕方ないんですけど、皆の楊栴に対する想いとかはちゃんと感じられるシナリオになっていたので満足です。でも欲を言うとED後の甘々な感じのも是非聴かせて頂きたい!
私は、太公望については、中国初期の商(殷)王朝を打ち倒した周の軍師であるという知識しかなかった。実際、3000年ほど前のことなのでよく分からないことが多い人物らしい。
その謎の多い人物を小説として活き活きと描いてくれた。他の作品と同様、魅力にあふれ、読み応えのある作品だった。
意外だったのは、太公望が打倒する相手、商の紂王の描き方だった。酒池肉林や妲己という愛妾、残虐な炮烙の刑などで有名なので単なる亡国の暴君かと思っていた。しかし、筆者はそのような悪徳にもそれなりの論理を持たせて(主に商という国家の宗教性として)描いてあった。むしろ紂王は、その英明さからその前時代的な国家システムを改革しようとしている賢君となっていた。
この小説が、主人公が敵を打倒するというシンプルな構図であるにもかかわらず、単なる勧善懲悪ものにはならず、深みのある物語になっている要因はこのあたりにもあるのだと思う。
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