清涼院さんの本は初めて読ませて頂きました。
本屋さんで見かけたんですが変わった本の装丁で、
「何だこりゃ・・・本だよね・・・?」という感じだったんですが
感覚的に気になってしまい、すぐにレジに走りました。
たまには直感を信じてみるのもいいかなと。
全10講からなる1時間ずつのキャラ教授による講義があります。
第1項を読み始めたら、いつの間にか最後のページまで辿りついてました。
とても分かりやすい内容で、話しの展開が絶妙な感じでした。
仮にこの本が映画になったらどうなるのかな・・・
なんて勝手に想像しちゃいました。(^^;
現金をATMに・・・緊迫感がありましたね。
読み終わると清涼院さんのファンになってました。
今後も楽しみにしています。
2007年に結成した郷拓郎と石塚周太による男性2人組ユニットdetune(でちゅーん)の3作目。音楽雑誌で興味を持ち初
めて彼らの作品に触れたが、これがなんとも言えない切なさとスイートネスに溢れた優れものだった。
とにもかくにも郷拓郎のボーカルだ。前知識なく彼のボーカルに触れれば間違いなく女声だと思うだろう。それは単なる
ピッチの高さだけでなく、声の中に含まれる無垢で甘酸っぱい表情そのものがまるで少女の趣を漂わせるから。
いわゆる萌え心をくすぐる辺りはやくしまるえつこにも通じるが、この愛おしい声が男性から産まれること自体信じ難い。
エレピやギターといった楽器と電子音を巧みに散りばめることで造り上げたシュールで可愛らしい音世界は、過去にも未
来にも現実の時間軸には何処にも居場所を見い出せない感じ。個人的にはフィクションを含んだアニメーション作品の一
風景がハマリそうな音楽だと思う。
特に「問題」等ノン・ボーカル作品に於ける電子音の細かい使い方にはこだわりを感じその路線で一作品が作れそうだが、
決してそれ一本で押さず、美しいピアノ・ループを絡ませAOR風の大人びた雰囲気を創出したり(「かげおくり」)とかなり多
彩な音。処々有名なクラシック楽曲の一部が顔を出したりと、遊びに溢れるトラックは聴いていて楽しい。
そして極めつけがメロディの素晴らしさ。結局本作を素晴らしいものにしているのは、音楽の芯となる旋律が魅力的だから
だと思う。子供から大人への変遷に伴う寂しさを表現した「峠」等郷氏の書くことばにも印象深いフレーズが多い。
細部で捻くれたセンスは感じさせながら、極めて分かり易い王道ポップス。多くの音楽好きに愛されて欲しい。
どうしてノロがアンに執着するのかこれでわかると思います。 ただ、回想編(?)みたいなものですね。 私の前にレビューを書いた人の通り、巻数的に4→1→2→3が順序的です。 回想的というか過去を描いていますので そういうのが好きでない方はパスしそうですが ぜひ買って読むべきです。
持っていても損はないと思います。
まあ書いてあることはありきたりですが。
ファンなら是非♪
シングルに収録されている曲はもちろんのこと、アルバムのみに収録されている曲も同じくとても良い仕上がりです。 一曲一曲からナナムジカ独特のパワーが感じられて、全く飽きません! 自分にとって大切な一枚になりました。
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