正直なところ、自転車レースの描き方にはやや不満が残ります。下関から青森まで本州を縦断するという壮大さには心惹かれるものがあるものの、自転車がレース用でない、出場選手の多くが一攫千金を狙った素人であるが故にレースとしての質が落ちてしまう。しかしこれも、昭和9年の日本という設定を考えればやむを得ないところか。逆に、出場選手の多士済々ぶりが、それぞれの背負う人生を描くうえでプラスにもなっている。レースの推移を物語の軸としながら、カットバックの手法で、レースに係わる人物の人生を活写するところに妙味がある。
妖怪と人間が共存する、ちょっとズレた世界の何気ない日常を描いたほのぼのアニメ。ぬりちゃんとこぬりちゃんが、なんか良い味出してます。
パッケージは真壁ぬりえ(ぬりえちゃん)ですが、この巻のメインは沙原ちょちょ丸です。
と言うわけでカッパ妹について語るべきなので、まず。
姉妹揃ってツンデレキャラということで良いんだと思います。
(↑間違ってない自信ありますw)
それと「妹コンテスト」を本気で実行する自治体職員も中々です。
ちょっとしかでませんけど、ぬりえちゃんの「一発芸」が非常に光っています。
昨日、本が届き、一気に読んでしまいました。
自転車旅行の醍醐味を知る方にはおすすめです。
そしてこれから自転車の楽しみを知ろうとする方にも。
今乗っているのはMTBですが、クロスバイクが欲しくなりました。
そして、来夏は北海道行きの計画を……。
特に好きだったのは、「名水」「雨宿り」ですね。
郷里の風景がしっかりと浮かびます。
読後の清涼感を堪能できました。
そして次はもうちょっと長いのもお願いします!
|