他の人も書かれているように、私も「何をやっても中途半端なジャニーズ」…というイメージがありました。でも、この「怪物くん」を見て、考えは一転してしました。
毎週土曜日夜9時になると、自然に家族全員がテレビの前に集まって「怪物くん」鑑賞…好みのバラバラな家族が、全員同じ番組に釘付けなんてことは初めてです。
しかも、次回放送日までの一週間に何度も何度も録画をリピート…いつの間にかドップリと主役の大野くんにハマってしまいました。
もっともっとこの人の演技が見たい!と手にした「魔王」を見たときのショックたるや。「演技がうまい」という言葉が軽々しく感じるほどの才能。
怪物くんにしても成瀬領にしても、まるでその役の人物が実在しているかのような、そしてものすごい吸引力で見る者を引きつけ、ありえないくらいの感動を与える…。
怪物くんのおかげで、大野くんという天才の存在を知ることができました。メイキング映像は大野くんの素晴らしい才能を垣間見ることができ、あらためて感動します。ああ〜もっと大野くんのお芝居が見たい!
生まれて初めて、同じ映画を映画館で5回も観ました。
初めて観たときのなんとも言えないすがすがしさは今も忘れられません。
自分自身は野球の経験もなければ、普段野球を見ることも、もっと言えば野球自体にほとんど 興味がない人間なのですが、この作品はそんな人間にも野球のすばらしさを存分に伝えてくれました。
野球を通じて描かれるストーリーではあるものの、野球という範疇にとどまったものではなくて、 あえて原作以上に“友情”とか“家族”というところまでを強く描いていることが、この映画 『バッテリー』の素晴らしさであると感じます。 個人的には、キャッチャー豪君の懐の深さに惚れました。これで中1か!と(笑) そして巧の父、広の存在感が私には強く感じられました。彼の言葉を何度も噛みしめました。
観終えた時に、“自分自身にとっての『バッテリー』は誰だろう”と誰もが思わず考えてしまう、 そんな作品であると思います。私にとっては本当に「心の名作」です。
ちなみに特典封入のあさのあつこ書き下ろし小説「炎陽の彼方から」は豪君からの視点での ストーリーとなっています。バッテリーファンであれば、やはり読んでおきたい作品ですよね。
この作品の目的は「観客をいかに気持ち悪くさせるか」なんでしょう。
「視覚的な気持ち悪さ」はもちろんなんですが、 それよりタチが悪いのは「見せない気持ち悪さ」です。
桐絵の父親は窯の中で何を焼いていたのか?。 ヒトマイマイはどうなったのか?。 それを追跡していたTVクルー達は?。 ヒロインの桐絵はどうなってしまったのか?。 そして黒渦町の運命は?。
これらは見事なまでに全く描写されていません。 見ているコチラとしては歯痒くて「気持ちが悪い」のですが、 それこそが製作者たちが意図していることなんでしょう。
淡々とした映像がうすら寒くて「気持ち悪い」。 斎藤秀一役を演じたフィーファンの、見た目も、 棒読みでカタコトの日本語も実に「気持ち悪い」。 大杉漣の洗濯機自殺も半端なく「気持ち悪い」。 阿部サダヲの周囲から浮きまくっているテンションの高さも「気持ち悪い」。 堀内正美は立ってるだけで「気持ち悪い」。
この意図された「気持ち悪さ」を楽しめるかどうかで評価が分かれるものと思われます。
個人的な感想としては、不条理でグロテスクな伊藤潤二の世界は 見事にビジュアル化されてはいるものの、 残念ながら原作が持つ面白さにはもう一つ届いていないと思います。
「夫婦はだいたい週に何回Hするのか」とか、ちょくちょく豆知識みたいなものが出てくるのが良かったです。
ただ、エロ目的で見ようとすると多分損します。実際そういう要素は余りありません。あくまで、夫婦がHを通じて円満になっていく姿を題材に描いていますので、オカズには向きません。
今回、内容としては階段部部長の座を賭けた"部長戦"がメインです また、それと平行して、各キャラの心情的な部分もいつもより突っ込んで、と言うより分量使って描かれています 準備期間を含めた"部長戦"が見所なのは言うまでもないでしょうが、 私が思うに、この巻最大の注目点は、"主人公・神庭幸宏の変化"! 刈谷の言葉を受け、こなっちゃん曰く「目を覚ましてしまった」彼の変化に注目して下さい♪ レビュータイトルにも書きましたが、本当の盛り上がりはその"先"にあります!
|