他の方も書いてらっしゃいますが、難易度はかなり易しい作りになっています。 とにかく分岐がないのでサクサク進んでしまい、ちょっと物足りないかなぁ。 ミニゲームも簡単ですし、もう少しやり込み要素があったらよかったです。 ただノベルモードでは、相棒の人気作品をビジュアル・サウンドの演出つきで読めます。 とりあえず「ピルイーター」を読んでみたのですが、幾つかシーンがカットされてはいるものの、ドラマの雰囲気はそのままに読めたのでよかったです。
Season10にして、2番目の相棒となった及川ミッチーこと神戸編が“卒業”によって完結。辞表を出さずに“異動”としたところなんか、神戸らしい上に再登場も匂わせる、いい退場の仕方でした。ただ何と言いますか、全体を通してみると、非常に不本意といいますか、期待通りとはいかなかったシーズンで、ちょっと辛口評価にならざるを得ないですかね?
ここ数作のレビューにも書いてますが、相棒は脚本の出来こそが全て!と言っても過言ではないんだが、今作はちょっと“あざとさ”が感じられてのめり込めなかったんですよね。その原因の一つには過去作でのゲストの再登場が多過ぎ。瀬田弁護士、守村やよい、マーロウに3バカに相原刑事、レギュラーに収まってしまった月本幸子と、ここまで来ると「ネタ切れ感」は否めないですよね。加えて前シーズンでの「ボーダーライン」の評判に気を良くしたか、とにかく後味を悪くさせれば相棒ファンは満足するんだろう?と言わんばかりの、二番煎じ的な押し付けがましい“鬱回”が続き、相棒を見ているというカタルシスを味わえない日々が続いた感はありましたね。「わざと鬱回にしてやったぜぇ、ワイルドだろう〜」と言われても、「いつまでも続かないぜぇ」ってなりますよ(笑)。
いやね、1話毎を取り上げれば(8)(17)を除けば(←この脚本家は相棒に携わってはいけない!)結構力作も多いんですよ。だけどね、やはり連続ドラマなんだからさ、“連動性”というのも意識してくれないと、毎週毎週、鬱になりたくて視聴するわけじゃないってのは理解して欲しいよね(ちょっと、放映順を変えるだけでも違うのに、うつ→ウツ→鬱って…。)
もちろん良い面もたくさんあって、(7)(14)での徳永さんが完全にエース格に成長したことや、正月スペシャル「ピエロ」(大橋のぞみちゃん引退作!)が、あの「バベルの塔」並みの傑作だったこと、そしてそして、神戸クンの“卒業”が破綻も違和感もなく、きれいにらしくまとまったことなんかを見ると、やはりさすが相棒という気はしますかな?ただ“卒業”絡みの特典映像の充実さを見るにつけ、前任者の“唐突な退場”を思い出してしまうのは、古参ファンの悲しい性ってやつですかね(苦笑)。
ちょっと辛口評価ですが、成宮・新相棒でのSeason11以降も期待しています!
霧生ルートが一番好きで購入してみましたが、本編ED後のシナリオとのことでEDを見ただけでは足りなかったものを全てこちらで補ってくれているといった感じです。
本編ではこの二人どうなるのかと思ったときもありましたが、CDではぐっと距離が縮まり甘やかな雰囲気に。
沈黙ラジオもオメルタらしいドタバタぶりでオメルタのギャグ部分が好きな方なら本当に楽しめると思います。
沈黙ラジオでは霧生もJJもキャラ崩壊気味ですが、まあ、元々この二人は特典CD等でもキャラ崩壊気味ですし…そういったものが許せるようでしたらとっても幸せなCDです。
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