本自転車はカラーワイヤーが赤のものと黄色のものの2種類から選べます。前者でレビューしていますが、こちらにもレビュー者のカスタマーイメージが掲載されていますのでレビューします。
横から見ると、フォークを支えるヘッドチューブから後輪の取付部までが1本の太いアーチでつながれたデザインと価格に対して軽量なことから、カスタマイズのベース車としてレビュー者は入手しました。
JIS基準耐振フレームとフェイルセーフの安全な折り畳み機構で、体重計を使っての実測重量12.6kgです。Vブレーキの効きはよいのですが、リム製造上の継ぎ目が未処理で若干の段差が残り、ブレーキ時の感触を悪くしているのが唯一惜しい点でした。レビュー者はメガネレンチの先でこすって段差を丸くして改善しました。
トップの変速比はケイデンスを60と仮定すると時速約21km/hrで、速く走りたいと思う人には物足りないかもしれませんが、街乗りには十分です。レビュー者はより速く走れるように7段スプロケット(11T〜28T)とシフティングレバー(7段)に交換しています。そしてハンドルに上半身の体重が自然にかかって走行安定性を得られる前傾姿勢となるように標準の鋼製ハンドルバー一体型の折畳みハンドルステム(実測1230g)を、折畳みは断念してBHS-22Q HIGHSIX Q ハンドルステム(クイル径:25.4mm、BBB)と軽量バーハンドルとの組合せ)に交換し、約0.6kgの軽量化も実現しました。折畳みペダルを軽量な一般的なペダルに交換するなどして現在は12kgを切る車重となっています。
改造は自己責任となりますが、"WACHSEN BA-100 Angriff Maniac"というpdfの冊子にまとめ、インターネットに公開してありますので検索して参考としてください。
特に自動車部門のフォードやトヨタに関して興味を持ちました。よりGMなどとの
関係などを知りたい方にはアルフレッド・スローン著の「GMとともに」の併読
をお勧めします。
ただ、訳に関しては特にトヨタの章で意味の通じにくい文章があり残念に思いま
した。(全体的にはテンポ良く読めました)
また、日本語訳版なのだから、訳者がもう少しそのファミリー企業の背景や現在
の活動などを注釈で簡単に説明をしてくれたらと良かったと思います。
(ただ訳すのは誰にもできるので、細かいフォローが欲しかった!)
各々のファミリーは、まさにダイナスティ(王朝)を思わせる内容でした。
シンプルなデザインが気に入りました。
充電時のランプも見易くてgoodです。
90年代に渋谷系を支持する若者のあいだで、もてはやされていたゲンスブール。しかしここ数年、一部のゲンスブール・マニアを除けば、我が国ではすっかりその名も色褪せてしまっていた印象は否めない...
が、なんと今年、ゲンスブール没後20年を記念してこの写真集が発売されたのである!文章は2008年に書かれたもののようだが(著者はジャーナリストで小説家)こうして翻訳され、20世紀最後のデカダンなオヤジに、ここ、日本で再びスポットがあてられるとはファンとして嬉しい限りである。伝記映画も公開され、2011年は日本におけるゲンスブール・イヤーといえるかもしれない。
本書の構成は「酒」「煙草」「創作」「映画」「文学」「政治」「バーキン」「バルドー」「バンブー」「醜さ」など...60のテーマで語られたゲンスブールの肖像(その大半が武勇伝)に関連写真が網羅され、300ページ近くある。年代順ではなく、テーマごとにあらゆる年代のゲンスブールが入り乱れている感じだ。当然だが写真集と銘打っているだけあって文章の比率は少ない。柔らかい文章とは言えないが、かといって難解でお堅い文章というわけでもない。フランス語特有のニュアンスや単語の発音など、括弧書きで説明されている箇所も多い。それでも2時間あれば読み終わる量である。
写真は晩年の(すっかり小汚いオヤジといった風貌の)ものが若干多いような印象だ。女性絡みではやはりバーキンとのツーショットが多く、B.Bとのエピソードが華やかに書かれている割にはパパラッチが撮ったような写真しか載っていない。おまけに圧倒的に量も少ない(ま、関係があれだっただけに少ないのは仕方がないとは思うけれど)あと少し残念だったのはテレビ出演時のときの映像を引き延ばしたのか、ひどく画質が粗い写真もあった。ほぼすべての写真に年月日の記載があるのは大変親切である。
ファンとしてゲンスブールの写真集が出版されたことだけでも喜ばしい出来事なのだが、この本に真新しい情報を期待して読むとやや肩を落としてしまう人もおられるかもしれない。映画を観て新たにゲンスブールに興味を持った人、とりあえずゲンスブールのことを知りたいという人は、やはり、フレンチ狂 永瀧達治さんによる『ゲンスブール、かく語りき』をお勧めする。この写真集に書かれてある内容は、写真があるかないかの違いだけで永瀧さんの著書とさほど大差はないように感じられる。永瀧さんの挑発的な文章は面白く、日本語で読むなら尚更だ。
さきほど書いたようにきれいな写真ばかりではないので写真集としての価値を問われると疑問だが、ファンであれば没後20年メモリアルとして持っておいてもよい本だろう。
田宮なので安心のキットです。ブルーのライオンを始め、シートベルトに至るまでデカールだらけです。 比較的広い面積の平面デカールを曲面に張らなければならないため、「マークソフター」などの軟化剤は必須です。無理するとしわが寄ったり、破けてしまいます。
根気よく丁寧に張っていけば、綺麗な仕上がりになります。
|