エンケンファンなら買いでしょう。ファンじゃない人はエンケンを良く知ってからの方がいいと思います。60にもなってばりばりにパンクでフォークなオヤジをひと目みたいという方、「不滅の男」を聴いてエンケンの熱さに惹かれたことのある方、「子々孫々家宝版」です、どうぞ!
フォーク、ロック、パンク、ラップetcジャンルわけ無用の純音楽家エンケンの集大成ベスト!全音源持っていたとしても好きなあなたはきっと買うでしょう。スーツ姿も格好いい。音も良くなって一度はまると抜け出せないエンケンの魅力ぎっしりです。ほんとだよ。 まちがって2回クリックしたらしく我が家にはもう一枚届いてしまいましたが(笑)・・ええ~い!ひとつは保存用だあ~!
エンケンよ、どこへ行く! ちょっとキレすぎじゃないのか? 嫌いじゃないけど、ちょっとウルサイな!
1970年のフォークジャンボリーの記録映画は当時から音楽映画というだけでなく、あの時代の象徴としても評価されたもの。フォークからニューミュージック、Jポップと、ポピュラー度が高くなり、歌としてよりは音楽として迎えられる時代になっていくにつれて話題にされることもなくなり、たまにBSやスカパーの特集で放送される程度の取り扱いだった。しかし、今こうしてDVD化されたことは驚きであり、ポニーキャニオンの姿勢に拍手を送りたい。この時代に青春を過ごした者としては、この時代のライブ音源等が関係者のところに沢山眠っているという話に、いつか会えるのではないかと期待している。
フォークジャンボリーは都合3回開催されたが、これはその中間の年。翌年にはメインステージが占拠され演奏ができなくなるという出来事があった一方で、よしだたくろうがサブステージで「人間なんて」を永遠と歌い続けたことは有名だ。そのライブの迫力はCDで復刻されているので耳にすることができる。もちろんこの70年(第2回)もCD化されているし、数社から発売されたものを集めると相当の曲に出会えるので、それも楽しめる。
しかし、このDVDで楽しめるのは、ほかの人も書いているように、岡林信康の歌であり、少しだけ映っているはっぴいえんどの姿だ。つまらなそうに演奏している姿がとても楽しい。数年前に小田和正の「クリスマスの約束」で久しぶりにTV登場した斉藤哲夫の若き哲学者と呼ばれた当時の映像もいい。遠藤賢司もいいし、風船もいい。亡くなった高田渡の若々しい姿、そのバッキングを務める岩井宏も亡くなった。「夜があけたら」の浅川マキも亡くなってしまった。この時「教訓1」でスターになった加川良は残念ながら音源だけ。でも、どれもこれも、あの時代を思い出させてくれるに十分だ。
すべてが懐かしく、うれしいのだが、私がきわめて個人的にうれしいのは、オープニングの映像でフィルム傷がそのまま出ていることと、時々音飛びしていること。さらには、小室等と六文銭の映像だ。そののちにベルウッドから六文銭のアルバムが出されているが、この日のステージの六文銭は別。たしか、記憶に間違いがなければ、ここの女性は小室のり子さん、そう小室さんのファーストアルバム「私は月には行かないだろう」のジャケットに写っている、小室さんの奥さんのはず。小室のり子さんの歌声はこのステージのものしか残っていないのではないかな。六文銭のメンバーがしょっちゅう変わっていた頃であり、まさにフォークの時代だ。
このジャンボリーは、当時のフォークシーンそのものであり、時代を映している。翌年の第3回頃から、フォークは重いものを背負わされ、自ら変貌していくこととなる。このころの流れは今も確実に続いているのだが、ふれあう機会はめっきり少ないままだ。
このDVDが、この時代を知らない若い人たちにどのように映るのかはわからないが、この時代にギターを弾いたことのあるひとには、青春を思い起こさせるに違いない。
いつも仕事の帰りが遅く、夕食も共にできない子供たちにちょっとしたおみやげを買ってやろうと 絵本コーナーを物色していたところ、やたらと大きい本がありました。
タイトルはボイジャーくん。なるほどそういえばボイジャーって2機あったな、今頃はどこを飛んで るんだろうととりとめもないことを考えつつ中身をのぞいてみました。
ボイジャーくん・・・ 宇宙の海でひとりぼっちのまま30年以上過ごしてきたボイジャーくんの話は壮大で、明るくて、 いつしか元気づけられていくようで、最後に悲しくなりました。 ほんの少し前までいっしょにいたはずのボイジャーくんが星々の中に消えていき、やがてその声も とぎれていき、物語は静かに終わります。 これを読んだ子供達がすぐにこの感動を理解することはないかもしれないけれど、近くにあれば いつかわかってくれると確信して、僕はこの本を選びました。
いまこの瞬間も地球から遠ざかっていくボイジャーくんには誰も追いつくことはできないけれど、 ぼくたちとボイジャーくんの距離なんて、宇宙の広さからみればどうってことはないです。 だから、ぼくらはずっとボイジャーくんのそばにいるのです。
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