年表(簡素なものだが)やツアーデータに関しては非常に役に立つ本。 しかし、この本は2つ欠点がある。 一つは誤植の多さ。かなり派手な間違いも散見していて、訂正してほしい。
もう一つはボウイにあまり関係のない人物がやたら登場すること。 ボウイに会ったことはあっても「ボウイ世代じゃないからボウイはよく知らない」という発言をしてる人やスコット・ウォーカーの賛辞は必要性が全くない。 特にスコット・ウォーカーの部分は作者の勘違いを露呈している。 ボウイファンはボウイという人物が好きなのであって、それ以外にはなかなか興味が広がらないものだ。 イーノやU2やノイ!に手を出す人もいるだろうが。 ただボウイの本で「スコット様がいなかったらボウイのLOWはなかった」的な文を章を設けて語るのは間違いというか、必要のない行為だと思う。 語りたいなら、スコット・ウォーカーの本を作って存分に書いてほしい。
~小さい頃からすご~く大好きな映画なのに、もう日本ではビデオも売っていなくて、レンタルショップを探すのみ…。しかもDVD化もされていないから、テープがすりきれたらもう見れなくなるんですよね…。 一応中学生の時に買ったビデオは持っているのですが、このビデオは購入するか迷ってます…。 でもメイキングが観たい!! ~~ 今『たのみこむ』のサイトでもお願いしているのですが、切にDVD化希望。 できれば2004年の2月に発売されたDVD BOXが日本でも発売されればなお嬉しいです。 でも、DVD化を待ちきれずにこのビデオ買ってしまいそうです。~
このドキュメンタリーを観ながら、しきりと「依存」という言葉が頭をよぎった。
1964年生まれの僕はビートルズ世代ではない。ビートルズの曲を後からいくつかLPなりCDで聴いてきた程度のビートルズ体験しかない。従い、このDVDを観ただけで断定的な事は言えない。但し、「依存」という言葉からジョンを見るべきではないかと思った。
ジョンは色々なものに依存してきたことが良く分かる。それは例えば両親であり、薬物であり、酒であり、オノ・ヨーコである。もっと言うと「音楽」も「依存してきた物」の一つだろう。
「依存」という日本語の響きは良くない。但し、ここでちょっと「依存」とは悪い事なのかを考えてみる価値はあると思う。
「依存」の反対は「独立」という事になるのだろうか。「独立」という言葉は良い響きだ。大体響きが良い言葉には気を付けた方が良いと思う。果たして、現在において誰が「独立」出来ているのかということだ。
今回の震災を見ていて、あらゆるものはあらゆるものに「依存」していることが分かった。東京の電力は福島の原発に依存していたし、北米の自動車産業は日本の部品産業に「依存」していたわけだ。歴史の進行とは、よりお互いがお互いに依存することを進行することになっているのではなかろうか。今回の地震も100年前に起こったとしたら、世界に何の影響も与えなかったろう。
この状況を見ていると「独立しているものがある」ということ自体が既に幻想なのではないか。
そう考えた時にこのDVDを観ていると、ジョンの、何かへの「依存」振りは、むしろ先進的に見えてくる。彼が彼の人生と音楽の中で言いたかったことは「何かに依存することは正しい事なのだ」というようなメッセージにも感じてきてしまう。人と人、物と物が依存しあって生きている状況を、ジョンは「平和」と呼び、それを守ろうとしたのではないか。その意味では凄まじい震災の中で日本人が見せた互助精神も、ある種の力強い「平和」なのだと思うのだ。
もともとスノーマンは絵だけのお話でしたが 最近の絵本には文章が入っています。 そのため、このdvdで英語の勉強をしようと思ったのですが なにも言語は入っていませんでした。 音と画像のみです。
英語学習という点では拍子抜けしましたが、 絵本に入っていない場面が多くあり楽しめました。
"Heroes" "Moss Garden" "The Secret Life of Arabia" が◎。
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