早く続きが読みたくて日中そわそわしたぐらいです。
昔々の哲学者が考えたことが、現代の科学者の発見まで脈々と繋がっていること、宇宙が広大でまだまだ分からないことばかりであること、自分がいろんなものの積み重ねの上に成り立っていることを強く感じました。ロマンたっぷりでした。
日本の技術力の集大成のような望遠鏡「すばる」という世界最大の反射望遠鏡の生い立ちから始まって、近くの星から遠くの星雲まで、すばらしい画像が次々と見られる。説明不要の方にはBGVメニューがあって音楽と映像のみの「プレミアムシアター」が楽しめる。
部屋の中を暗くして、大画面で見たい一枚だと思います。普段、星空なんてなかなか見ることは無いですが、壮大な宇宙に想いを馳せるのも癒しになるんじゃないかな?
本当に面白かった。終止ワクワクしっぱなし。 あっという間に読み終えてしまった。
僕がこの本にたどり着いたキッカケは、漫画宇宙兄弟を読み宇宙飛行士選抜試験に興味が湧いただけ。 自分は宇宙飛行士や宇宙関連の仕事をしたい。と今までの人生で思った事はない。 しかしこの本に書かれている内容はとにかく心に響く事が多かった。
この本は宇宙飛行士志望の人だけが読むのでは勿体ない。 夢を叶えたい人、将来で悩んでる人、前に進みたい人、頑張る全ての人の為の本だ。
試験に参加しているのは一流のキャリアの方々ばかり。何でそんなに優秀なの?とため息が出ちゃうくらい。 それぞれ宇宙への強い想いと覚悟があり、夢を叶えるため、少しでも近づく為に10年以上前から準備をしてきた。
まるで自分とは別の世界の住人の様な優秀すぎる彼ら。 モチベーションの違い、夢実現の為の行動力、出している結果。自分とは差がありすぎて正直読み始めはあまり感情移入出来ませんでした。 しかしとてつもない難易度の選抜試験は、そんな優秀な彼らでも一筋縄では行かず悪戦苦闘。 もがきながらも何とか活路を見出し、諦めず前に進もうとする彼らの姿に、優秀な人だって万能ではない。彼らだってモガキ苦しみながらも、前に進む為にずっと過去から努力して進んできたんだ。 だから今がある。ここに居て今大きな挑戦が出来てるんだ!という、当たり前の事を教えてもらった気がした。 自分の夢に挑戦中の僕は、失礼かもですが読み進めてるうちに参加者の皆さんに強く親近感がわき感情移入してしまった。
最後の方は読んでて、こんなに頑張ったんだから皆を合格させてあげたい!!と思い合否の辺りのページをめくるのが辛かったです。 ここまで出し切ってそれでも合格者は半数以下。本当に厳しい世界だ。
しかし結果はどうあれ、人生でここまで自分の力を出し切れた事、ライバル達と競い合えた事は、本当に羨ましい。 きっともの凄い濃厚な2週間だったんだろうな〜。
紙面での参加者の密着度に大分偏りがあり、どういう人か分からない参加者、殆ど掲載されない参加者がいたのが唯一残念。 全員分の魅力を伝えてほしかった。しかしそれは限られた時間、あの環境での取材では仕方ない事だったのでしょう。 むしろ初のドキュメント取材の為に、必死に頑張った著者やスタッフの方々に尊敬の念を感じた。彼らもまた試験参加者同様、諦めないで前に進む一人なのだろう。俺も頑張ろうっと!!
宇宙飛行士の若田光一さんが宇宙飛行士や宇宙の質問に答える方式で 編集されています。なんと言っても共に掲載されている豊富な写真が 魅力的です。 写真に出てくる地球の美しさは実際に宇宙から見れば更に強烈だろうと思われる。
宇宙飛行士ってどんな事をしているのだろう?と疑問に思う方は 是非一読してみて欲しい。
国際宇宙ステーション内でどんな生活をしているのかなどがはっきりする。
小中高校生の方は宇宙を目指すための具体的な動機づけになるだろうし、 勉強に取り組む励みになるかもしれない。
宇宙飛行士としての高い能力と素晴らしい実績を持ちながらも、NASAも認める人格者である若田光一さんの半生を描く本。 宇宙開発に携わる人間の一人としての熱い想いが伝わってきた。 児童書だが内容は高学年向きか・・・
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