かつての派手さこそないが、割としっかりと聴かせる良質の楽曲が並ぶ。リッチーが情感たっぷりのギター・プレイをしていて好感が持てた。 ♯2のようなU2の世界観にも通じる曲も彼等なりの新境地だろうし、♯8のような貫禄たっぷりの聴かせるロックも展開。先行シングルの♯1はとてもキャッチーでありながら力強く、そのポジティブな歌詞に励まされる人も多いと思う。本作は全編通して大人な雰囲気が漂っており、近年のアメリカの社会情勢をふまえてか2002年発表のアルバム「バウンス」のような若干社会的メッセージ性の色合いの強いアルバムになっている感じがする。初期に見られたド派手な曲こそ存在しないが、「徐々に光が見えてくる」ような曲展開の楽曲が多くを占める。いままでのBON JOVIのアルバムとは一味違う作品で、それはそれで味わい深いものだと思う。
この本を今更になって購入した動機はというと、最近偶然このゲームの存在を思い出し、猛烈に懐かしくなりプレイしたところ、このゲームの世界観をとても気に入り、その世界観をより深く理解する為、というものでした。 結論から言わせていただきますと、タイトルにも書きましたが、"この本を読まずに物語は終われない"のではと私は思います。 まずこの本の冒頭にも書かれていますが、この本はゲームの攻略はあくまで巻末付録、要するにオマケという形で取り扱い(それでもマップ・武器・モンスターのデータなどこの本の約1/4にわたってしっかり収録されていますが)、ゲームの物語・設定・舞台裏・世界観といったものを中心に深く追究していったものです。 物語を理解するうえでの欠かせない鍵の一つとして幾つかの街道イベントがありますが、これについても発生の仕方から選択肢、果ては会話の内容まで全てが内包されています。これらのイベントは普通にプレイしているだけでは必ずしも発生するイベントでも無いうえ、この鍵となるイベントが発生したとしても、プレイヤーがこの世界の真相、"秘密"へとこれらを関連づけて考えれるかと言われると中々難しいかと思います。 この本は、そういった物語を理解するうえでの欠かせない要素、しかし普通にプレイするだけでは知り得ない、ゲームの中では語られない世界の"秘密"という要素全てを語り尽くした本です。これを読むことで初めてFFCCというゲームを全て最期までやり通した事になるのでは、と私は思います。 そして巻末には、開発者によるこれだけで一冊の本に出来るのでは、という程濃密に物語に密着した書き下ろしの小説も収録されています。これがまたこのゲームの世界観を余すことなく表現し尽くした素晴らしいもので、これを読むことで一層物語への理解を深めることが出来るのではないかと思います。
このゲームを入手した経路は友人からのプレゼントなのだが、本来私は FFタイトルが好きではなく、あまり期待せずにプレイしたのだが、 結論から言ってとても良いゲームだと思う。 ただし、一人でやっては飽きてしまうかもしれない。複数でキャラバンを組み、 いい大人(…なんです)が躍起になって「援護するから攻撃して!」「回復お願い!」 と協力プレイを楽しんでいるのだが、これがとても面白い。 ストーリーやイベント、そしてそんな複数でのプレイ自体がどこかノスタルジーを 感じさせる作品で、オープニング曲がまた大変美しくその雰囲気にマッチしている。 賛否両論分かれるゲームであることは間違いないとは思うが、私は嫌いではない。 難を言えば、作成した武器の受け渡し、売買ができない点。 一生懸命材料を集め、手にした武器には多少ならず愛着があるものじゃ ないですか?それをただ壊すしかないと言うのは…。 プラスして、このゲームに関して言えばFFという冠は必要なかったのではないかと思う点だ。 どうにも、FFという冠さえ付けておけば売れる、というような下心を感じて 好きになれない。 『クリスタル・クロニクル』で十分。 キャラクターも魅力的だしノスタルジックなストーリーも好感が持てる。 ゲーム自体はいいのに、そろそろFFというビッグネームから離れて勝負して ほしいとの思いを込めて、残念ながら星3つにした。
コンプリートエディションと云うだけあって、内容は充実してます。各ステージのマップはもちろん宝箱の位置・敵の配置や重要ポイントなど。見落としがちなダンジョンクリア後の2週目以降の注意ポイントなども掲載。 モンスター情報・イベント情報も充実していて申し分ない内容です。
いとこがある夏休みにFFCCを買ってきた。 さっそく、みんなでわいわいプレイ♪ バトルがどうかとか、みんなはおしゃべりしていたけど、 私は「これいい曲だなー」ともっぱら音楽に聞き入っていた。 そのため負けっぱなしだったけど・・。 そのあと、すぐにショップに行きこのCDをゲット! ゲームそっちのけで、曲を聴きまくってました。 それからしばらくして、ソフトも購入。 1人プレイは、楽しくないと聞いていたけど、とてもよかった。 バトルばっかりのイメージが強かったソフトでしたが、 ゆったりとした、心地よい音色の曲がたくさんあります。 この曲のキーワードとなっている「ぬくもりのある音」が とても印象深く、心に残ります。 すべて人の手で演奏されたもので、電子音では絶対に表現できない音 を聴けます。 せわしない音楽ばっかりで聞き飽きてしまった人でも、 この素朴な曲を聴いて、ゆったりしてみよう! きっと好きな曲が見つかります。 このCDを買って気が付いたこと。 オープニング曲だけでなく、エンディング曲もあったんですねー。 ゲームクリアを目指すなら、エンディング曲は聴かずに楽しみに とっておくのもいいと思います。
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