解説抜きだと42ページの短い作品。
だけど、これ以上の創作は何一つ必要ないんだろな。
何の迷いもなくただひたすら一つの事だけに打ち込める日が自分にも来るだろうか。
雑念が多過ぎるな自分...。
このガイドブックに限ったことではないが、やや情報が古くなっている箇所がいくつか見られる。 モンゴルは発展途上中で、制度がころころ変わる可能性もあるので注意されたし。 今年モンゴルへ行く機会があったのだが、環境や宗教、風俗に独特のものがあるので、ガイドブックを鵜呑みにするよりは参考程度に
初めての恐竜DVDとしては少し難しいのかな?? 5歳の息子はかなりの恐竜オタクなので楽しんでいました。
全体には白亜紀のモンゴルから発掘された、特に獣脚類に焦点を当てた力作といえる。著者の一人の小林快次氏がオルニトミモサウルス類(所謂「ダチョウ型恐竜類」)研究の泰斗とあってか、その項目では重要な研究成果が分かりやすく書かれている。また系統関係図が随所に示されているのも嬉しい。ただ、欲を言えば注目の高い他の獣脚類、たとえばテリジノサウルス類やモノニクス類など鳥類との関連が深い恐竜についての記述が多ければ、なお良かったと思います。
非常に面白い本でした.
“水”環境の変遷に的を絞ったシルクロード・砂漠の本というのにお目にかかったことがなかったので非常に興味深く読むことができました.
砂漠を流れる河川の特徴,オアシスの姿,それから地下水.
第1章〜第3章では,湿潤な日本とは全く異なる水の振る舞いをとてもわかりやすく解説しながら,シルクロードの環境変化の変遷を最新の研究成果を織り交ぜながら記しています.
第4章では,中国から日本にやってくる黄砂について,地球環境におけるその不思議な振る舞いを紹介しています.
そして,とくに面白かったのが第5章.
水問題は,昔も今もかわらずに多く存在するもの.有史以来の人類最古の問題といっても良い.なのにいま,あれもこれも“世界水危機”だといって騒がれる.その実態は何なのかを,その変遷と共に冷静に述べています.
石油危機や地球温暖化などとは性質が異なる水の問題について,考えるきっかけをこの本は与えてくれると思います.
性質が違うが故に,希望もあります.“危機だ,危機だ!”といってあわてふためく前に,その本質を少し考えてみてはいかがでしょうか?
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