ブルースリー、赤城圭一郎、宍戸錠、加山雄三等の「ものまね」や 独特でマニアックだったギャグと低音で素敵な歌声が味わえるという カルトお笑い芸人時代の竹中直人が満載のアルバム 「スネークマンショープレゼンス」とあるけれど、 ギャグは確かにスネークマンショー風ではあるけれど まぎれもなく当時の竹中直人のモノだし、 歌も全部竹中直人が歌っているし どこがスネークマンショーなのかは謎。 個人的には、ねっとりと色っぽく聞かせてくれる 「恋のバカンス」がとってもかっこよくてお勧めです。
火事なんてもうずっと起きてない、静かな町の消防団のお話。 「消防士は待つのが仕事なんです」 そこへやってきたきれいな女性に大興奮の団員たち。 淡々とした日常の中の喜びや悲しみを、竹中監督ならではのマニアックな笑いを織り交ぜながら描いていく。 ちなみに若き日の浅野忠信さん、津田寛治さんが出演されています。こちらも見もの。
これは竹中直人著で2000年刊行された『月夜の蟹』を改題して文庫にしたものです。気をつけてください。 謎多きマルチエンターテイナーの竹中さんの素顔がちらっと覗けます。本当に[素敵な小箱]という感じです。『おむづかり』と同じく、私の宝物かな。私は素敵な気分にさせてもらいました。 電車の中などで読んだりして吹き出しちゃったりしないように気をつけてください。
コメディアン、俳優、歌手、エッセイスト、映画監督…と、実に様々な面を持つ著者、謎多きマルチエンターテイナーである竹中直人さんの謎が少し解けるようで、また深まるというか、不思議な本です。竹中さんの少年時代から今に至るまでの背景が少し覗けます。竹中さんの心を奪った女性たちのフルネームまで書いてあります。舞台を見に行くほど竹中ファンな私にとってこの本は宝物です。 後書きには、樹木希林と内田裕也の娘であり19歳にして本木雅弘の妻になった内田也哉子さんから竹中さんに宛てた手紙も載っています。 この本は10年以上前刊行された単行本の文庫バージョンで、映画大好き人間の著者が色々な映画の感想の様なものを書いたところがあり、当時5歳だった私には理解できないところが多々あったので星をひとつ減らさせてもらいました。
漫画家きうちかずひろのデビュー作とは思えぬ傑作だった。 日系ブラジル人ヤクザを竹中直人が鬼気迫る演技で熱演、 またチャック・ウィルソンのクールな演技も良く、 見応えのあるヤクザ映画に仕上がっている。 特にVシネマは85年から90年代前半に傑作・佳作が多く、 東映Vシネマも低予算で頑張ってたと思う。 続編の共犯者は本作の面白さにかなわぬ出来だった。
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