オタクでゲイのケビン・ウィリアムソンによる脚本を濃いーい作風のロバート・ロドリゲスが監督。ちょっといつもよりも元気がなくて、あっさりした作風ですが「遊星からの物体x」をベースにとことん怪獣映画にしているところがさらにオタク。ヒロインのローラ・ハリスがとてもカワイイです。
当時はまだ若手であり、そう有名でもなかった イライジャ・ウッドは最近では「ロード・オブ・ザ・リング」で 主役を務めている注目株に成長! ジョシュ・ハートネットは「パールハーバー」で、ベン・アフレックと ともに、主役を熱演。シャイな男ぷりにほれたひとも多いのでは? こんなすごい若手成長株の二人が競演している、「パラサイト」。 ストーリーも、学園が舞台ということもあり楽しめること間違いありません。自信をもっておすすめします。 また英語の勉強にDVDを役立てている方も多いことでしょう。 学園が舞台なので、生々しい生きた英語が学べます。 SFチックは英語が難しいと思っている方!これは全然そんなことないので 是非チェックしてみてね。
最近増えてきた「アクションシーンの一部だけを拾って見れば
楽しめる」映画の典型であると感じました。
DVD・BRのある時代ならではの作品といえるでしょう。
本作のテイストは「キル・ビル」に「ディック・トレイシー」を掛け合わせたような もので、観る前は「またヘンテコなチャンバラ映画か」と思っていた。 しかし、そこに漂う雰囲気やVFXを多用したセットにも違和感が無く、日本人が 登場する作品としては上出来じゃないかと思う。
もちろん殺陣の精度や所作などはなっていないけれど(笑)、重要なのは日本人同士の 会話ではきちんと日本語を喋っていることだ。 普通、ハリウッド作品は字幕を嫌うので、主人公が絡むシーンなどはなぜか外国人も 英語で話す、という摩訶不思議な光景が繰り広げられるのだが、本作にはそれがない。
菅田俊はもう「キル・ビル」「ラストサムライ」でハリウッドから気に入られたのだろうが、 かなり英語力もあるので、アメリカ映画へシフトしているのかも知れない。 それから海保エミリにはびっくりだった。もともとファッションモデルだが、日本映画出演が ゼロなのに大抜擢されて、大役を見事に演じていた。 英語と日本語がネイティブに話せるのはやはり強い。なぜ今まで日本映画界が起用しなかった のか不思議なくらいの魅力があるので、今後も楽しみな女優誕生だと思う。
GACKTはJ・ハートネットやW・ハレルソンと互角に渡り合う準主役をこれまた見事に こなした。サムライにキャスティングしたハリウッドは、さすが見る眼がある。 クレジットも3番目の登場であり、堂々とした素振りがカッコ良かった。
ハリウッド勢もR・パールマンからD・ムーアまで華々しい顔ぶれで、どうして全米で 当たらなかったのかが不思議だ。ユニヴァーサルあたりで派手に公開して欲しかったなあ・・・。 D・ムーアと海保エミリのツーショットなんて、これまた日本人から見るとワクワクする。
VFX爆裂の作品なので、出来ればブルーレイで堪能したい。 ちなみに原題も「BUNRAKU」である。星は4つです。
7つの話がオムニバス形式で語られる。
サラッと観た段階では主役として名前が出ても、必ずしも中心人物ではない作品もあり、中身も「???」となる作品から、よく判る作品まであった。
「???」となった作品でも、もう一度見返したくなる魅力を持っているところが、この作品の魅力だろう。
1「同じもの」ジョシュ・ハートネット
2「ユーストン・ロード」ポール・ベタニー
3「立ち見席のみ」ヒュー・ジャックマン
4「スーパーマーケット」ダリル・ハンナ
5「大みそか」キーラ・ナイトレイ
6「ソーセージ」ケイト・ブランシェット
7「新しい一日」ジェームズ・ガンドルフィーニ
1は一言の台詞も無い変わった作品だった。小人と女の心理は理解可能。2、3、4、5はどれも捻った作りに面白さがある。6でのケイト・ブランシェットの役柄は相当のキッチンドリンカー。心理描写もオチも共に面白かった。7はシンプルで好きな作品。ジェームズ・ガンドルフィーニならではの面白さを堪能。
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