オフコースが2人になり僕の贈り物のころからずっとファンだった小田さんが60になろうという今新アルバムを発売。曲のテンポ等さすがに時代は流れ多少速くなり小田さん特有のゆったりとしたバラードの感じではない曲も多いですが、それはそれですばらしい曲だと思います。オフコースのころのような声ではありませんが歳をとった今でも十分すぎるほど美しい声で、感動を与えてくれます。若い人たちにぜひこの「そうかな」に限らず小田さんの曲をきいてもらいたいです。
~これまでの小田さんに関するインタビュー本の中では、インタビュアーの力量(小田さんの人物像を浮き彫りにし、読者に素の小田和正を伝えようというテクニックというよりも、事前に良く学習していること)も随所で理解でき、且つ分かりやすく、かなり読み応えがある本です。小田さんのYassさんに対する、友情を遥かに越えた想いは相当なものだったこと、Off~~ Courseや当時のメンバーに対して正当にコメントしていることが興味深いです。詳細までには至らなくともここまで語ってくれたことは嬉しいです。ちなみに、「ここぞというアコギは、やっぱりヤスだったから。」という曲「きっと同じ」は、Yassさんが5人のOff Courseを脱退前に発表されたアルバム『I LOVE~~ YOU』に収録。小貫氏に是非「鈴木康博インタビュー」を実現していただきたく、ソニーマガジンズから出版されることを望んでいます。~
ヒーリング系では広橋シリーズはこれで2本目の購入です。移動中や読書の友として最適で、数ある中でも選曲がいいのでこれを選びました。部屋でも外出先でも聴いています。アレンジがいいので楽譜を買って弾きたいくらいです。
この曲は上記ふたつのタイアップがあった曲です。明治安田生命の前身明治生命時代に小田和正さんの『言葉にできない』がCMタイアップとして使われていたため、明治安田生命となって新たなCMを作るさいに楽曲依頼がきたため、作成された曲です。この曲は小田和正さんのインタビュー本『たしかなこと』によると『言葉に出来ない』を意識して作ったと仰っていました。強い意志がある名曲だと思います。
もうベストやセルフカバーはたくさん・・・という意見もあると思いますが、このアルバムのもう一つの側面は
「ひとりで生きていければ」
「生まれくる子供たちのために」
「たそがれ」
のアルバム初収録ではないでしょうか?
これらの曲を聴こうとすれば、昨今、発売してから数ヶ月の物が入手しにくくなったマキシシングルを3枚買わないとだめなことです。
ベストはうんざりと言う方も見ていただきたいのですが収録曲の重複は過去のベストアルバムと照らし合わせてもほとんどないと思います。
作る側からするとベスト版の選曲は大変難しい作業だと思いますが、今回のアルバムは「いままでのオフコース&小田和正ファン」「小田和正入門のファン」共に満足させる選曲だと思い、とても感心しています。
前ベスト「自己ベスト」そしてこの「自己ベスト2」を揃えるだけで、小田さんとオフコースの代表曲をほぼ網羅できるのですから
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