ささのさんの言い回しが楽しい感じでした。 町内会バンドに至る経緯がわかる一冊でした
現在のところ、ソロ作品としては最新アルバム。 男と女の愛の駆け引きとしてではなく、もっと広い視野でのラブソングがありえることを、彼女の歌は教えてくれた。私たちファンは、彼女のオーヴァーグラウンドへの復帰をあまり期待しないで待っています。 1stアルバムに収録されていた「イキテイコウ」は、今の私にとっても、とても大事な曲なのだから。 このアルバムも、彼女の理想を求める凛とした歌声が楽しめます。
この頃はスターだったんだよなあ、 笹野さん・・・。
今や「京都町内会バンド」ですが、
近年「東京少年」の曲も解禁しました。
ライブだとバックほとんど東京少年だったりもします。
「ガール・ミーツ・ガール」は、 主張だけで、音楽置き去りですが、 この時期はいい!!
「僕のクーパー」 「彼女といたい」 がシングルヒットしました。
もはや過去の遺物と侮るなかれ、 ミュージシャンささのみちるは、 ちょっとしたモンだぜ!?
シングルのみのものとか集めて ベストを出して!!ビクターさん!! 東京少年も!!
COMING OUTという問題はその<内容>以上にその<必要性>(「わざわざそんなことをする必要あるの?」)のほうが遥かに重要なポイントなのですが、笹野さんはその点に関しても飾らず素直に自分の意見を述べているので、読者の方もきっと好感を持てることと思います。ただし、それが<笹野みちる>という一人のレズビアンによる一つの意見に過ぎないということはくれぐれも忘れないようにお願いします。つまり、(レズビアンであろうがなかろうが)二人の女性がいれば恋愛に対する答えは二つあり、また二つなければならないのですから、いくら素晴らしいことが書かれていても本書はあくまでも参考書であって決して教科書ではないと思うのです。
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