シュワッ!、シュワッチ!と楽しませてくれた「インナ・ビッグカントリー」(The Crossing 収録) の次作です。 前作よりこじんまりと纏まった印象ですが、前作でヒットした分、本当はこういうのをやりたいんだよ、という個性を感じさせます。 そして何よりこのスコティッシュバンドとあのアイリッシュバンド「U2」。異端的存在だったこの2グループだがこの時期は並び賞されていたということ。より期待されていた向き、そしてファンが多かったのはひょっとして「-」だった?よなと思う今日この頃。 個人的にはこの時期のU2「ブロディサンディ」も好きだが、それよりこの10「ジャスト・ア・シャドウ」が好き。 一発屋的存在かもしれないが、1stあるいは初期U2好きの人には是非聞いてほしい一枚。
大曲指向だったファーストとちがい、アコースティック音楽中心にまとめた別バンドのアルバムみたいなセカンドで、ハードネスがほとんどなく、グループの方向性がいろいろあったことを示している。フランプトン色が強いのかな。 意外に曲の出来はよく、つまらない曲の少なさという点からはこのアルバムが一番という気がする。ハンブル・パイの場合アルバムの半分は手抜きというか埋めただけみたいな曲でできている。ストーンズよりはマシだけれど。 それゆえ決定的な評価が日本ではできなかったが、2CDのThe Anthologyのようによい曲だけ集めて聴くといかにすごいバンドか強烈にわかってしまう。 だから初めて聴く人には絶対に The Anthologyがおすすめです。そしてそこに入っていない佳曲が何曲かこの「タウン・アンド・カントリー」には入っています。つまり The Anthology + 「タウン・アンド・カントリー」で完璧になります。
なんかORANGE RANGE批判してる人多いけど そういう人たちはどんな音楽聴いてるんでしょうか。 個人的に日本のインディーズやらV系とかよりORANGE RANGEの方がクオリティー高いと思います。 クオリティー高くなかったら一時でもあんなに売れないですよ。
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