現在のアメリカ音楽シーンでもっとも活躍できた人物ではないのか。ジャンルを限定しないその旺盛なパワーは驚嘆に値する。これは初期の名盤。当時の一流音楽家を素材にしてジャズアレンジャーとして名声を得ていたクインシーのアレンジがさえる。たとえば=フィルウッズ、アートファーマー、ミルトジャクソン、ハンクジョーンズ、ハービーマン、シェリーマンなどものすごい顔ぶれ。これらのメンバーのクールなソロが聞けるのがうれしい。落ち着いたムード満点のクールジャズが満喫できる。現在はすでにジャズからは遠ざかっているクインシーであるがまたこういう企画ものをやってほしいものである。10点中10点
最近は、ナチュラルで、シンプルで、無駄がない、 そういうお洒落が流行っているとおもいますし 暮らしの手帳社も、どちらかというと、生活感溢れる内容の物が多いですが、
この本は、そういったシンプルで無駄がない、という最近の時代の流れとは違う 本当の贅沢さ、本当のお洒落、を感じさせる、貴重な本だと思います。
手袋まで、こだわっている方、少ないのではないでしょうか
昔の人が手袋まで神経をいき届かせて、 丁寧な物作りをしていて、細やかなお洒落をしていたことを感じさせてくれる良書でした。
手は、人間の身体で一番、繊細な動きをする部分なので、 手袋を作る作業は、裁断なども洋服などより複雑でデリケートです。 日本人や、世界の方の、細やかな物作りの形跡も感じられて、物作りをする方にも とても参考になる一冊ではないかと思いました。
1月に放送されたスペシャルドラマのDVDです。
お恥ずかしい話、北川さんがこのドラマに出るまで原作者の斉藤理恵さんを全く知りませんでした。
勿論、ドラマの後に本も読みました。
障害者を扱った作品はどうもお涙ちょうだい的になりがちですが、
この作品は障害者だからと言って手をかけて愛情たっっぷりに
育てられたこれまでの主人公と一線を画している。
主人公は決して甘えを許されず、厳格な母に厳しく育てられる。
聴覚障害でありながら普通校に通う。
落ちこぼれてグレる。
家を飛び出す・・・・。
お分かりのように、主人公は障害者として育てられていない。
一人の人間として母は心を鬼にして生きる術を叩き込んでいる。
ホステスゆえに出来てしまった母と子の深い溝。
主人公に台詞が無いことが作品全体の雑音を消して
ダイレクトに心に響いてくる。
ホステスと言う職業を見る目も変わった。
多かれ少なかれ人は壁にぶつかる。
この主人公の壁は高くて分厚かった。
それでも壁は越えられる。
この難役を演じた北川景子さんの演技に惹き込まれます。
春だし、新たな一歩を踏み出す方。家族と疎遠になっている方。
雑音が煩わしい方。勇気がほしい方。
必見です!!!
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