Firefoxの真骨頂は、自分でカスタマイズして好きな機能をどんどん加えられる点にある。そこで、多数出回っているプラグインの出番になるわけだが、優れたものは多いものの、自分にぴったりというわけにはなかなかいかない。もちろん、そういう場合は自分で拡張機能を作れば良いわけだが、どこから手をつけたら良いのか、そもそもどうやったら拡張できるのか、なかなか簡単に説明してあるような本は見つからない。
そんなときに、この本が役に立つ。多数の例が詳しく載っており、いろいろ試すことも出来る。Firefoxを真に使いこなすための第一歩として、この本を手元に置いておくと極めて役に立つ。
初心者の方がこれからFirefoxを使ってみたいなという時にピッタリな本だと思います。 逆にすでに使っている方や、ある程度PCの操作に慣れている方には物足りないと思います。 私はすでにFirefoxとThunderbirdを使用していますが、特に目新しい情報を得ることはありませんでした。 FirefoxとThunderbirdに関してインストールから使用方法、拡張機能のインストールまで詳しく書かれているので、 これから使ってみたいという初心者の方にはいいでしょう。 どの情報も少しネットで調べればわかることばかりです。 しかし、そういう情報が1冊の本にわかりやすく書かれているという点では評価できると思います。
帰宅の際の最終列車で本書を読みふけってしまったために、うっかり一駅乗り 越してしまい、余計な出費をするハメになった思い出のある一冊。C・トーマスの 出世作にして最高傑作ともいわれる。70代後半にソ連は従来の戦闘機の概念を 超える最新鋭機ミグ31通称"ファイアフォックス"の開発に成功する。それは荒唐 無稽にも思えるスゴい機能を備えたシロモノで、実戦に配備されれば西側の空に おける軍事的優位は消し飛んでしまう。同水準の機体を開発できる技術力は西側 にはない。英国情報部SISは、この未曾有の危機に当たってひとつの結論を導き 出した。"ファイアフォックス"をソ連から盗み出す作戦を実行に移すしかないと。
展開がスピーディでとにかく面白く、危機また危機で息がつけない。「そんなうまく いくかぁ?」とのツッコミもあるが、それでもグイグイ引きこまれてしまうのだ。読む 際には、ガントの作戦ルートをつかむために世界地図を手元に用意しておくとよい。
この映画のどこが好きかな?マニアックに見ればリドリースコットの映画のような精巧な模型でもなく、現在のCGの様な出来でも無い。なのに何度も見てしまうのはやはりイーストウッドの映画だからかな?独特のムードがあるよね。たとえコクピットに座って演技していても何かノンビリしていてホッとする。音楽も勇ましくハッピーエンド。血しぶき飛ぶ戦争モノでもない。スカッと爽やかな米露の冷戦モノだ。舌を巻くロシア訛りの英語を話すロシア人に乾杯!
冷戦まっただ中の1982年に公開のクリント・イーストウッド主演・監督のスパイアクション作品です。 ソ連が極秘開発中の最新鋭戦闘機をアメリカが盗み出そうとするという荒唐無稽なプロットですが、潜入から強奪、そして逃亡と展開されるストーリーがスリリングに描かれており、なかなか楽しめる良作であると思います。 モーリス・ジャールによる音楽も素晴らしいです。 ソ連の戦闘機のデザインや合成丸出しのVFXなど、現在の目で見ると辛い点やツッコミどころがあるのも事実なので、公開当時に観られた事は今にして思うと幸運でした。(初見は日曜洋画劇場でしたが) 商品仕様に関して残念なのは英語音声のみ収録という点です。 TV放映時の吹き替え版(もちろんイーストウッドの吹き替えは山田康雄氏!)が2種類存在するはずで、DVDがリリースされた時に未収録だったので落胆したのですが、今回ブルーレイリリースと知り、即行でワーナーのHPでチェックしたのですが、またしても吹き替え版未収録でした。 TV放映時はカットされているので吹き替えが存在しないシーンがあるとか、権利関係とか、クリアすべき問題がいろいろあるのかもしれませんが、何とかTV放映時の吹き替え音声を収録してリリースしてほしいです。
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