外観や表面的なものに価値をおきがちな人間社会において、辛い過去や周囲から否応なしに突きつけられる現実、あるいは、そこから来る自分への劣等感を乗り越えて、これほどまでに優しさと愛に満ちた死を迎えることができるとは・・・。胸を打ちました。
それは2年前の夏、あるNet ShopでこのTour Editionが新品\500で売られていたため、当時もう興味のなくなっていたMariahだったが、安さに惹かれて買ったのであった。
そして聴いたのがこの7月。
買ってから聴くまで2年のBlankは私にとっていつもの事だし、所詮2003年発表のAlbumだから何時聴こうが大して変わらんと思ったから。
で、Disc1のReviewは既に他の方々が5年前にやりつくしているので、私はBonus DiskのReviewをさせていただきましょう。
新曲と称される1曲目の"There Goes My Heart"ですが、おそらくこのAlbumのために録音した数曲のうちの残りカスでしょう。どうって事のないMedium Numberです。Single-Cutされても勿論売れないでしょう。
2曲目の"I Know What You Want"はBusta RhymesとFlipmode SquadをFeatureしたRap NumberでMariahは殆ど絡んできません。
それにしてもEast CoastのHip-Hopってどうしてこんなに詰まらないんだろう。全く私の肌に合いません。
そういう意味では3曲目の"Got A Thing 4 You"はWest CoastのDa Brat参加だからまだマシ。
でもマシ程度です。Bobby Caldwellの"What You Won't Do For Love"をネタ使いしていて、多少良いかなってところです。
最後の"The One"(So So Def Remix)ですが、私的にDisk1で一番気に入っていた曲なのに、このRemixは酷い。
原曲の良さが全く損なわれてしまっていて、何が何だか...
残りの"Through The Rain"と"Boy(I Need You)"のVideoはホンマニおまけ程度の価値しかありません。
結論、MariahのCoreなFan以外にはBonus Diskは不要です。
こういうクラシック大安売りみたいなのってあんまり好みじゃない演奏ばっかり入ってたりすることが良くあるんですが(私の場合は)、これはすごーく好みだった。全体的に。
特に5枚目、6枚目が好みです。
6枚目の#4のヴィヴァルディの春が個性的で面白いなーーと思いましたよ。
Hdurに入る前のアドリブが。カッコイイ!チェンバロとたぶんソロバイオリンかな?
演奏時間をちゃんとスコア既定の3分で収めようと思ったらこんなに速くなるのね…と、びっくりしました。
あと5枚目の#5のハンガリーが最高。あんなかっこいいハンガリー初めて聞きました!
いや、もちろんハンガリー自体がすごくかっこいいと思いますけど!
ほかにもいっぱい素敵な曲が盛りだくさんです。
と、以上素人発言でした。(笑)
見世物小屋で人々の好奇の視線にさらされていた主人公が、ホプキンス演じる医師に助け出され、彼の助力により徐々に人との繋がりを取り戻してゆく。が、それでもなお彼を食い物にしようとする人物が次々と現れ、再び彼を悪夢の世界に連れ戻す。 そうして彼の悪夢のような日常と、医師たちのもとでの平穏な日々とが交錯するドラマを描くことを通して監督のリンチは、醜いもののなかにある美しさ、普通だと思われていたものの醜さと残酷さを浮き彫りにしてゆく。 平穏な日々を送るうち、「異形の人」は創作することのなかに生きることの意義を見出す。その姿は監督のリンチ自身を連想させる。 「異形の人」がその異形の身体を好奇の目にさらすことによってしか社会に受け入れられないように、リンチは自らの「異形のイメージ」をスクリーンの上にさらけ出すことで世界と繋がる。監督のリンチは、そんな自分のアウトサイダーとしての心情を、エレファントマンという「異形の人」に仮託して表現したかったのかもしれない。 終盤、「異形の人」の人生最良の日となる劇場の場面で、彼の目を通して見られる舞台を描きだす映像は、リンチの作品であると同時にある意味「異形の人」の作品でもある。 空想の世界に生の喜びを見出す二人のイマジネーションの所産である、そのモノクロームの映像が切なくも美しい。
DVDで観たわけではありません。劇場でみて感動し、DVDになったら絶対購入しようと決めていたのです。 エレファントマンを藤原竜也さんが上半身裸で演じたわけですが、目の前にいるのが容姿端麗で鍛え上げた身体の藤原竜也さんでありながら、不幸にして奇形な身体をもつジョンメリックに見えてしまうのは、藤原さんの表現力の上手さゆえなのでしょう。エレファントマンの一番の理解者であった医師のトリーブスを演じた今井朋彦さんもすばらしかったです。また、一人の方が(女性役も含めて)いくつもの役を演じ分けていたのは面白いなぁと、おもいました。
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