過度に期待した感は否めませんが、 評判の割には極々普通のレベルの出来でしょうか。
それでも美麗な世界観は見所がありますし、 アリスの頻繁な伸縮を始め登場キャラが個性豊かで、 特殊映像効果は手が込んでて秀逸だと思います。
なのにこのイマイチ感はストーリーに因るものでしょうか。 一本調子で大きな見せ場も無く、これで終わり?感が強いです。 もっと話にフックがあってもよかったと思います。 アリスをリスペクトする割には、メッセージ色もあまり感じられませんでした。
あの有毒少年ロイの怪しい雰囲気がそのままスクウィーズ人形になりました!
頭部にはシャンプーの様なドロリとしたジェル状の液体が入っており、
握った時の何とも言えないグニャリ感。
今にも中身が飛びだしてきそうな危うげな柔らかさ。
ゆがみまくるロイの顔。…この感触はクセになります。
この時代はなんでも歪ませていたんですね〜。ヴァイヴにピックアップ付けて電化、歪ませて演奏した、という曲が1曲目ヴィブラフィンガー。それだけでも一聴の価値有り。その他ブルーズとか当時のジャズロック色が強いアルバムです。
博士が急死したため、はさみが手という不完全な状態で取り残された人造人間のエドワード(ジョニー・デップ)が、ある日突然人間世界で暮らし始めることになる。周囲の人たちの様々な反応、好奇の目や彼の純真さを悪用しようとする人など、そんな環境の中、一目ぼれしたキム(ウィノナ・ライダー)に対するエドワードの一途な気持ちが、非常にけなげにうつる。 エドワードの純真無垢さが、少し歪みぎみの精神をもつ現代人には、とても新鮮に映ると思う。 エドワードのせりふはかなり少ないが、せりふの少ない分表情が豊かで、あの眉毛の無い白塗りの顔の下が、美形のジョニー・デップであろうとは、なかなか想像できない。
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