これは、アレですね・・・。原作をプレイしていない人には別にどうって事は無いですけど、原作をプレイしたことのある人とっては少し納得のいかない作品となっていますね。色々とありえないような相違点が出てきます。だから、これは「もう一つの月姫」という形で、わり切って見ることをお勧めします。絵は・・・るろうに剣心の「追憶編」や「星霜編」が好きな方は、多分好きになると思います。
映像については、実際に雑誌で見るよりも、 違和感無く見れましたので、原作ファンでも大丈夫でしょう。 ただ、3分ほどしかないのでちょっと物足りないかもしれません。 DVD以外にも武内氏書下ろしの絵本がついているので、 ファンならそれのために買っても損は無いと思います。
私は月姫に関するゲームなどはプレイしたことは無いです。この『真月譚月姫』は月姫ではないと書かれていますが、一つの作品としてみればとても面白い作品です。この先どうなっていくのか気になります。
私は原作からアニメに入りましたが、全12話で これだけの内容なら十分です。 そもそも原作に捕らわれすぎな方が多過ぎです。全24話でこの内容なら辛いですが、この月姫も十分に観てる人を引き寄せてくれます。 何人かの方が『原作ファンを〜』等言ってますが、初めから固定概念を持って観てるからそういった感想しか出てこないんじゃないですか?
姫の終焉と目覚める殺人鬼、志貴。ロアとの決定的な違い。その結末は…
ーーずっと長く生きてきたけど、今くらい幸せな時間はなかったよ。
そんなこんなで、もともと最終巻と銘打たれていた今巻でしたが、佐々木少年氏の溢れる才能を一冊で凝縮仕切れず、嬉しいかな悲しいかな分冊となり、計10巻で完結という形に収まった模様。
長年読者を続けてきた身としては少しでもお話が伸びてくれるのは嬉しいこと。キリも良いですし。
作品に関しては文句の付けようがなく、ただただ志貴の格好よさに圧倒されるばかりで、繊細ながらも圧倒的な表現力で読者を引き込むその才能には脱帽するばかり。 作品の展開もあってか、クライマックスが畳み掛けてくるような疾走感も素晴らしい。
次号で正真正銘最終巻。 また数ヶ月の辛抱ですが、ワクワクしながら待ちたいと思います。
駄文長文失礼しました。
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