映画化もされたトム・クランシーの代表作。これを読んでトム・クランシーワールドに夢中になった人も多いはず。 潜水艦をはじめとした兵器のみならず、戦術、戦略、各国の政治、経済、社会背景や、人間の心理・生理等を綿密に調査して書き上げられた本書は、潜水艦と言うネガティブな兵器をメインにした物語であるにもかかわらず、読者を一気にその世界に引きずり込む。レッド・オクトーバーのラミウス艦長をはじめ、多数登場する人物のキャラクターが非常に立っていて、読んでいても苦にならずに、すっと入ってくる。また本書以降の著者の小説にも登場してメインとなるキャラクターもいるため、本書はトム・クランシーの一連の小説を読むための手引書にもなる。軍事関係の小説が得意でない方にも十分読み!こなせる本であるため、幅広い読者に読んで頂きたい本である。読み終えた後の爽快感と著者の次作を読みたい衝動にかられる事は間違いない。上下巻で構成されるストーリーの下巻。
特殊装備を持つソ連の最新鋭ミサイル原潜が突如不可解な行動を開始した!米ソ双方に緊張が走り一触即発・核戦争寸前の事態に・・・艦長ラミウスの真意は如何に?軍事スリラー小説の第一人者トム・クランシーの最高傑作を,ダイハードでブレイクしたトム・マクティアナンが描いた傑作.緊迫感あふれる潜水艦の描写,米ソ情報戦の醍醐味,そしてその中でただ一人真相に気付き奮闘する主人公ライアンの活躍が生き生きと描き出されています.ショーン・コネリー,アレック・ボールドウィンほか,配役も絶妙.映画化されたクランシー作品は数作ありますが,本作品がダントツお薦めです.
既にDVDは所有していましたが、画質が悪いのとDVDプレイヤーでHDMIで出力するとアスペクト比が変わって横に引き伸ばされるのでBlu-rayでの販売を待っていました。
まだBlu-rayで見た訳ではないので、画質についてはなんとも言えませんが、ストーリーは秀逸です。
当時、「沈黙の艦隊」にも影響を与えた(というより沈黙の艦隊がパクった?)魚雷の封殺方法などもドキドキさせると共になるほどぉと唸ったものです。
原作も読んでいますが、原作を大幅にカットしたのは致し方ないです。
冷戦時代を書いているので、現状とはそぐわないですが潜水艦物の中では1番面白い映画だと思います。
ショーン・コネリーの演技も素晴らしいし、アレック・ボールドウィン(本当の主役はこっち)、サム・ニール、スコット・グレンの演技も素晴らしい映画です。
グリシャムやスティーブン・キングと並ぶ人気作家クランシーのJack Ryanシリーズの第一作。原作のような緻密なハイテク描写やいくつもの絡まった伏線には欠けるが、ショーン・コネリー演ずるラミウス艦長の存在感も充分で楽しめる。原作を併せて楽しみたい。
今は無いけど三軒茶屋の名画座でこの映画を観ました。最初はとっつき悪かったけど、話が進むにつれてのめりこんでいきました。それから潜水艦の出る映画やマンガ(おわかりですね)に引きずりこまれて、さあ大変‥でも面白いけどね。主演:ショーン・コネリー、共演アレックス・ボールドウィン&サム・ニールです。
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