未開封新品なのはよかったが、あけてみたらCD盤面にサンプル盤の表記。同クオリティのCDなのだから文句は言わないが、サンプル盤ならそう言ってほしかった。発送・梱包は問題なし。
絶妙のタイミングで“太宰治が登場”します。 この作品がまさに、現代の「人間失格」というのも、うなずけることです。 非正規労働が常態化し、将来への展望が持てない中、現代文明に立脚した社会・経済システムは、庶民の些細な不安から地球環境問題に至るまで、何一つ解決できません。 でも、そんな時代にも、人はひとりの男か、あるいは女として生きていくしかありません。 そしてそこにも、恋愛、結婚、そしてセックスをめぐるさまざまな抑圧が――。 この作品は、今までジェンダーや性的少数者の問題について研究を重ねてきた著者が、突然イロモノ小説に転身したわけでは決してないです。 むしろ、そういう蓄積を読みやすい形でリライトすることで、わたしたちに21世紀を生きるヒントを示しているのだと思います。 生きづらさを感じるすべての人、必読! あの秋葉原の彼も、これを読んでいればあんな凶行に及ばずにすんだかも……。
姫椿は山茶花の別名だそうです。 8つの短編に登場する主人公はみなそれぞれ大切な「思い出」を胸に抱いています。 一人暮らしの生活にそっと寄り添ってくれていた死んでしまった猫。 倒産寸前の会社を抱えて自殺しようとする主人公を初心に戻す何ももっていなかったころの妻との思い出。 久しぶりに呼び出された同級生。 カリスマだったゲイバーのマダムの過去。 ・・・などなど。 どれも少し現実離れしているけれど、もしかすると、これから先の人生に、こんな不思議なことがあるようにも思えてしまいます。 読み終わったあとにほんわかと、じんわりと温かい気持ちにしてくれる本です。 (ぞくっとしたままで終わるものもありますが。) 大事な思い出を持っている人も、これから大事な思い出ができる人にも。
この人の美しさに惚れてしまった速攻購入して一気に読みましたステキな本でした
いやー出てました おいしいです 法令を守るなら、回収かしら?
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