TVドラマの放送などで昨今注目が集まっている航空管制ですが、本書は数ある航空無線(エアバンド)の受信解説書の中でも、きわめて初心者に適した内容となっています。
レシーバー購入前の方はもちろん、いざ買ってはみたが何を喋っているのかサッパリわからないといった疑問を持つ方への適切な参考書となるでしょう。基本的な解説から始まり、必要な機材やアンテナの紹介、管制の流れや用語集などが多く含まれていますので、この一冊で初心者の方は知識を満たすことが可能です。中〜上級者の方でも、おさらいとして本書で学ぶのも良いと思います。
なお、残念ながらHFやUHF帯エアバンド、ACARSなどのデータ通信に関しての解説は豊富ではありませんので、これらのジャンルにも挑戦してみたい方や、もう少し内容を詰めた解説書が欲しい方は、既刊の航空無線のすべて2011 (三才ムック vol.327)をお勧めします。※今秋には2012年版も発刊される予定のようです。
余談ですが、これまでの三才ブックス刊の受信本とは違い、本書はブックカバーが付いており見た目は少々高級な仕上がりになっていました。
編著者のあいさつにあるように、細かい理論は抜きにして
何はともあれ必要に迫られてGPSやGISを使いたい人向け。
一応計測に使われている理論について解説はありますが、
読まなくても使い方は理解できるようにできています。
ソフトウェアの紹介や解説もなるべく無料で手軽なモノを
画像付きで分かりやすく紹介していて、読みやすかったです。
フルカラーなのも素晴らしい。
値段がけっこうするのはフルカラーのせいもあるのではと思われます。
あと、実際に現地でGPSを使ったり、
GISを使っている文理にまたがる幅広い分野の人々のコラムが
「そんな使い方があったのか!」という驚きがあってとても面白いです。
ここが他のGPS本と一番違いがあってかつ価値のある部分かも。
欠点としては(理解に支障をきたすほどではないにしろ)時々解説の日本語がヘンだったり
特に最初の方は字が小さくてページ当たりの情報量が多すぎるように思われました。
これはページ数を減らす苦肉の策なのかもしれません。
というわけで、面白くて役に立つところは☆5つですが、
欠点もかんがみて☆4つ。
きわめて限られた人間しか購入することはないだろうが、関係者にとっては必携の基本書である。船に乗り組むものとしては必須の基本的な用語の解説(子午線、経差など)やマイルとメートルの換算などの第一章から始まって、海図の種類や見方、航路標識の種類、各海流の特徴、そして大圏航法や電子航法など具体的な航法などが乗っており、また、海図についてカラーの解説図や、航路標識の図なども乗っており、これは実際に文章で覚えるより、視覚的に覚えた方が絶対に覚えやすいといえるだろう。もしこれらの事をしっかりと覚えられたならば、船乗りとしてすでに初級の段階はクリアしたといえる。また、それぞれの章がそれぞれかなり独立して書かれているので、読みたいところだけを読むということもできるだろう。実際の航行には経験を欠くことはできないが、基本的な知識があってこそのものであるので、是非、しっかり読破していただきたい。難としては、専門用語を索引で探せるようになっていればよいと思う。
きわめて限られた人間しか購入することはないだろうが、関係者にとっては必携の基本書である。船に乗り組むものとしては必須の基本的な用語の解説(子午線、経差など)やマイルとメートルの換算などの第一章から始まって、海図の種類や見方、航路標識の種類、各海流の特徴、そして大圏航法や電子航法など具体的な航法などが乗っており、また、海図についてカラーの解説図や、航路標識の図なども乗っており、これは実際に文章で覚えるより、視覚的に覚えた方が絶対に覚えやすいといえるだろう。もしこれらの事をしっかりと覚えられたならば、船乗りとしてすでに初級の段階はクリアしたといえる。また、それぞれの章がそれぞれかなり独立して書かれているので、読みたいところだけを読むということもできるだろう。実際の航行には経験を欠くことはできないが、基本的な知識があってこそのものであるので、是非、しっかり読破していただきたい。難としては、専門用語を索引で探せるようになっていればよいと思う。
GPSの初学者です。
GPS技術について知りたいと思い、この本を読んでみました。
技術的な概要については理解できました。しかし、課題も多数生まれました。
このGPS技術を理解するためには、デジタル無線技術についての基礎知識が必要です。
また、システムは規格の上に成立しているので、この規格についての理解も必要です。
導入部の測位原理をもう少し丁寧に説明してもらいたかった。
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