シリーズの中でも、チック出まくりの発狂した元上司ハーバート・ロムとセラーズが、 笑気を吸ってゲラゲラ笑いながら虫歯を抜く、この「ピンクパンサー 3.」が一番いい。 後にメル・ギブソンが「リーサル・ウェポン」でこのギャグを使っていましたね。 セラーズへのオマージュでしょう。 ただ、字幕では「笑気」ではなく「亜酸化窒素」としていたと思います。 あそこは「笑気ガス」としなければ意味が伝わりません。念のため。
日本人にとってはちょっと屈辱的な「ケイトウ」(加藤Katouの英語式発音と思われる)も、面白ければまあいいか。 ピーター・セラーズの快(怪)演、もう、ほとんど発狂しそう!大好きな映画です。
最近リメークものが出ましたが、かったるさ100%で面白味はゼロ、全然ダメでした。 この超ドタバタは、ピーター・セラーズが演じて初めて成り立つものであることを改めて証明してくれました。 不思議な俳優セラーズ!
個人的に「3」が決定版で、あとはオマケだと思います。これは第三作+第四作がパッケージで一本分の価格なので「お買い得感」があります。
クルーゾーの上司ドレフユス警部は真面目で常識派なのですが、「無能で不始末ばかり起こすのに、強運と周囲の誤解によって出世してゆくダメ警官クルーゾー」を見てノイローゼになり精神病院に入れられるという究極のブラックジョーク。
病院に見舞いに訪れたクルーゾーによって症状を悪化させられ、「クルーゾーが生きている限りは半永久的に退院できない」状況に追い込まれたドレフユスはプッツンして悪の組織を結成。 囚人を脱獄させたり博士を誘拐したりするドレフユスの陰謀は計画的で理性的ですが、「運だけが頼りのクルーゾー」は易々と一味のアジトに迫って来ます。
古城にアジトを作り、破壊光線砲(笑)で国連本部を消すあたりは007のパロデイー満載です。 ドイツのオクトーバーフェスト会場で世界各国のスパイから様々な手段で次々と命を狙われるクルーゾー。でもその強運は決して彼を裏切りません。
私は、奥が一番感じるんですが、そこまでしっかり届いてくれるので、とてもいいです。スイングも結構強くて、中をかき回される感じです。太さは細身で、たぶん使いやすい、痛くなく入りやすいサイズだと思いました。金額も安く私は、あんまりグロい形のバイブが苦手なので、このシンプルさがとても気に入ってます。
げッ! なんと『暗闇でドッキリ』の主題歌“The Shadow of Paris”が収録されている! ピンクパンサーシリーズのCDが出ることは全く珍しくはないが、もしかしてこの曲は初めてではなかろうか。日本ではレコード発売さえなかったはずである。そして実に切ない名曲なのだ。 これは貴重。
ただ、欲しかったのはピアノソロだったのですが、スコアから音を拾って作りました。
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