きみはTRPGを知っているか? RPGリプレイを知っているか? TRPG『迷宮キングダム』を知っているか? すべて当てはまるなら即買いだ。
速水螺旋人を知っているか? 設定集は好きか? ブラック気味なジョークは好きか? これを加えて幾つか当てはまるなら買ってみると幸せになれるかもしれない。
これはそんな本です。 迷宮キングダムの設定、構築に関わり、挿絵を描いている速水螺旋人先生のマンガです。 主人公は処刑人にして国王のカチューシャ。 彼女たちのでたらめな日々を13章にわたって綴られているわけだが神官のテオドラが出てきてからが非常に面白い。 信者全員が戦争狂というビクトリー教の神官だが弱い。 この人一人でアクシデントの起、転をおこして、承、結を仲間が着ける。 とまるで主人公のような立ち位置に入るためか二軸で運動するがごとく予想外の展開に行きやすい。 こういったキャラが楽しめるのはこれがリプレイで当事者じゃないからだろう。
気楽に読めてプレイに参加した気分になれるのでTRPGの体験版と考えると良いだろう。 またこの手の本はすぐ絶版になるので早めに手に入れておくことをお薦めする。
裏表紙をめくって! え?という感じでいっぱいですが それはお手に取ってからお楽しみ下さい。 二巻目になってだいぶ動きが激しくなってきましたねー そろそろ大戦末期?という様相ですが 何となくまだまだという臭いもぷんぷん 戦記物として読むよりも 掛け合い漫才集とでも言った方がより楽しめます。 でもシュールですけどね。
しかし、本が波打ってるのはデフォルトですか? PS:本が波打ってるのがデフォ正常だそうです。 確認済み。
発売日に買って、週末に読了。連載時から熱心に読んでいたので既知の内容も多かったが、それでも楽しめた。
とはいうものの、元々Webサイト上の記事であるだけに書籍としてはと少々読みづらいことは確か(もともと大量のスクリーンショットといっしょに読むことが前提になっているのだし)。段落の区切りなども書籍としては不自然で読みにくいところも多々ある。
正直1800円出して買うべきものなのかはちょっと良くわからない。氏の連載のファンならばマストアイテムだとは思うが、別にAARを読みたいだけならばサイトを見ればいいし。
買う場合はウェブサイトの記事の再録だというところに注意してください。
クトゥルフがやりたい行動を技能で代用する自由なTRPGならば、 サタスペは数ある枠組みが大体やりたいことを実現できてしまうTRPG。 そんなTRPGの必須ともいえるサプリメントの1つです。
優先度的には ルルブ>ロケット>スぺスぺ>デッドマン って所です。
薄い本ではありますが。(ページ的な意味で)ロケットやルルブに比べて数多くのシナリオがついています。 ルルブを買って気に入ったらロケットを。さらに追加のカルマやシナリオに幅を利かせたくなったらスぺスぺを
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他のレビュアーも「雑想ノート」を思い出したようですし、私もそうです。 「宮崎駿の雑想ノート」との違いは、まず、 ・ほとんどモノクロである ・すさまじいボリューム(雑想ノートは約130ページ、こちらは約300ページ) ・でも値段は半額以下 といったことでしょうか。 (宮崎氏の方は判型が大きいので単純な比較はできませんが) 内容は、要するに速水螺旋人氏の趣味全開なコミック(主に架空軍事ネタ)です。 一話完結の話がほとんどで、一話あたり4ページです。 ・字が小さい というのも特徴。 宮崎氏の本も手書き文字が多いですが、こちらの方が小さくて字間が詰まっているのでちょっと大変。 いや、「内容が濃い」という見方をすべきなのでしょうが。 一話4ページのコミック、と言っても、すぐには読み終わりません。 ・4割くらいは無電源系ゲームの話題(ボードゲーム、ゲームブック、TRPGなど) RPGamer誌の連載などが含まれますので。 それもたいそう面白いです(私はそっちの雑誌を買っていましたので)。 ・宮崎氏に比べ、より架空度が高く、より現代寄り 第二次大戦やそれ以前が主であった宮崎氏に対して、警察予備隊にひっぱり出される魔改造チハ戦車、東西冷戦時代のアフリカに派遣されるソビエト軍事顧問(ウラル出身の純朴おさげっ娘)、東南アジア某国からはるばるイラクに赴く軍用オート三輪(元々は日本製)など、比較的最近の時代が多いです。 (いや、明治維新とかオスマントルコも出てきますが) 「草原連盟」「諸島王国」「西方共和制」といった完全な架空世界の架空国家が舞台になる作品もちらほら。(宮崎氏なら「悪役一号」の話みたいな) ともあれ、速水氏のファンなら絶対に買い。 速水氏を知らなくても、この紹介で「面白そうかも?」と思った方も買いです。想像通り……かそれ以上の質だと思います。
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