巻頭にチーがママや兄弟達と一緒にいたころのエピソードが描かれています。
特にママがチー達を見守る表情が優しさに満ち溢れてます。
自分も猫を飼ってるのですが、自分の猫をこのお話にフィードバックさせて読んでいて
「家に貰われてくる前はこうやってママに見守られてたのかな〜」と思うと胸にグッと来るのがありました。
個人的にこの作品だけで☆5つあげてもいいのですが、作品群の中には?といったのもあるので
☆4つにさせていただきました。
井口昇が主役で真木ようこの出番が少ない(ヘタすると小林きな子より少ない)のは、週刊真木ようこのコンセプトとしてどうなのだろうという思いはあるが
まぁそれなりに見れるものにはなっている
ただ、何か起こりそうで最後まで見てしまうが、結局それだけで、何も起こらないので二回目とかはまず見ないと思う
しかし、30分に満たないドラマ一本と5分ほどのメイキングでディスク1枚はディスクの無駄使いな気がする
それで音声や画質を高品質で入れているならまだ許せるが片面一層だし
値段設定ももうちょっと安くてもいいのではと思う・・・
読んでて楽しいマンガではないが、日本のことを考えさせられる一冊。
消費税増税、首相官邸前デモ、原発再稼働、TPP、オスプレイ問題など、2011年12月〜2012年9月くらいの日本の空気がよく分かる。
主人公はマスコミを全く信じず、一部の政治家を全く信じず、それはそれで思考が偏り過ぎだろと思う箇所も多々あるが、日本の大部分を覆う世論のアンチテーゼとして、一定の価値はあると思う。
本書は主人公の思想を押し付ける形ではなく、主人公が極端な発言をした時には周りの登場人物から突っ込みが入るなど、読者目線から見たときには中庸的な立ち位置から判断できる構成になっているのは好感が持てる。
巻末の孫崎亨氏のインタビューも面白かった。
「右翼」がなぜ国を売る行為をするのか分からなかったが、孫崎氏の解説でよく分かった。 一水会などの民族主義的な右翼は脱原発、反米の立場を取っているが、「反・左翼」の流れからできた「右翼」は経済界や財界とつながりがあるために、原発推進・親米らしい。 だから、「反・左翼」の流れにあるネトウヨも原発推進・親米なのかと納得した。
本書に出てくる意見として、「原発もTPPもヤバイのはわかるけどめんどくさい!毎日やっつけるので精一杯!」というのも分かるし、「今の福島を見てみろ!水も食べ物も安全でない。飲めない食べれない。それが人間らしい豊かな生活か!?原発なんて再稼働なんて、絶対にあり得ないんだ」というのも、痛いほど分かる。 私自身も、原発の事故があって、住んでいた土地の放射線量が高くなり、子供が住んでよいか分からないなどという事態が自身の身に降りかかるまで、原発についてろくに考えたこともなかった。 しかし、もはや他人事ではない。 日本に住む人々全員が、日本について考える必要がある。
誰が売国奴で、誰が本当の国士か、日本について本気で考えさせられる一冊。
デメキングがついに完結!!…が、期待はいろいろな意味で裏切られる事となった。
終わり方としては前回の「未完」の大きな引きにまさるものはないと思うけど、
こういう形で完結ってのはファンには残念だろう。
ちなみに書き下ろしは2ページ、これで想像は付くと思うがあえて書く。
インタビューでのデメキングの構想がまたスゲー面白そうなんだよなー、ほんとファンには酷です。
作者は自信ないようだけど、デメキングは一級のエンターテイメントだよ。
いつかわからんけどリメイクに期待してる。
脱力感マックス。
緊張感ゼロ。
なんでもない日常を、なんでもなく描くショートストーリー集。
何ともいえぬ虚無感。
力が抜けすぎています。
のびきったうどんのよう。
一種の極地に達したのではないでしょうか。
好みは分かれるが、いましろ作品に漂う空気感が好きな人にはたまらない作品だと思います。
・・逆に、明日からがんばろうと思える一冊。
最高です。
|