定期テスト前に息子の学校の教科書に目を通しました。見開き1ページ、2ページでひとつの時代が終わってしまいます。問題集を解くにも教科書では当然内容が足りず、資料集の該当箇所を必死で探して取り組みました。生徒の興味を引きそうな「わかるかな?」「考えてみよう」とキャラクターが話しかけるなど、学習マンガのような雰囲気さえありました。それと比較してこちらの教科書は説明的文章も十分で、同じページに写真や資料が載っています。歴史は流れを掴むことが重要ですのでこのような教科書を繰り返し読むことによって、自然に歴史に対する興味もわいてくるのではないかと感じました。
先日、喜多嶋舞の前夫である大沢樹生氏が、自分の半生を語る著作を出版していました。
その中では、もちろん、喜多嶋舞との出会いと別離の理由が描かれており、お二人に好感の持てる内容になっていました。
そのようなプライベートな生活の経緯も踏まえ、本作品を鑑賞した場合、喜多嶋舞の作品に賭ける真剣さが伝わってきます。
なぜ、ここまで喜多島舞に過酷な演技を求めるのか?その答えは、喜多嶋舞という女優だからこそ、意味があるということなのでしょう。
B級女優をいくら貶めても、途中で飽きてしまう。
一流の女優であり、かつ、覚悟を決めた者であるからこそ、芸術的な堕落がよく似合い、観る者に震えるような衝撃を与えるものなのでしょう。
鑑賞後に、疲労感を覚え、夢でうなされそうな一作です。
※マネージャー役の津田氏が、非常にいいですね。
「れん」の依頼で調査を終えて、母娘の店へ報告に訪ねる紅次郎。しかし、れんはカーテンの向こう側で客と売春の最中。次郎が立ち去ろうとした時、行為中のれんが、「れん」はどんな娘でした?と尋ねる。このシーンが一番好きで、映画館で一番ドキドキした瞬間でした。ちょっと私は他の人とツボが違うのかな?
まだ演技の固い井上晴美。その固さを逆用して、狂気の輝きを見せる北村一輝。 笑ってしまうほど痙攣して、立派な死に様を見せる鶴見辰吾。 そして見事に「厭な奴」を演じる竹中直人。 男優陣が素晴らしいので、サイコ物と言うより、いろんな人間が一つの部屋のやってきてドタバタするシチュエーション・コメディの変種としても見ることが出来る。面白い。 そして井上晴美は、某写真家のヌード写真集よりも、さらに綺麗に撮れていたと思う。
Switch,25年を記念した一冊. 主に,井上雄彦先生の,最後のマンガ展,仙台最終重版を特集. 最終となる仙台会場を歩いての,井上先生の感想が読めます. そして,最後のマンガ展,上野,熊本,大阪,仙台,それぞれの展示ポスターを収録. 仙台版の展示ポスターは,折りたたみ形式になっており,横長で,海を背景にした,少年の武蔵の迫力が圧巻な作品!! 最後のマンガ展と平行し,仙台で開催された,バガボンドのアシスタント体験が出来る,ワークショップの記録も掲載. 小中学生が描いた,十人十色のバガボンドの完成原稿が,感想文と共に見れます. 更に,仙台会場入口に井上先生が描いた,巨大壁画のメイキング映像を,本誌連動として,完全無料で“Switch App(スイッチアプリ)"にて公開!! 巨大壁画の制作過程を追った“THE MAKING OF 井上雄彦 最後のマンガ展 最終重版"が,iPhoneとiPadで観れます. バガボンドファンは,是非,鑑賞してみて下さい!! 仙台最終重版に行った方も,行けなかった方も,この一冊は必見です!!
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