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昔はただのドット絵だったキャラクターにここまで心がこもっているとは!個々のキャラを生かしつつきちんとまとめ上げられたストーリーにはゲームだけでは感じられない面白さが伝わってきます。おまけ的要素も多数あり。少しでも「ロックマン」を知っている人にはゼヒ読んでもらいたいです!
 
 
   
「コミカルだけど難しいゲーム」の漫画と思う事なかれ。
この漫画は、人間と心を持ったロボットの関係を丁寧に描いた壮大なSF漫画です。
 ゲームのように、ボスを倒しワイリーを土下座させるだけでは終わらないんです。
 
 今もロボット技術は飛躍的に進歩していますが、この漫画(特にギガミックス2巻)では進歩した先にある問題を提起しています。
 人間より能力的に優れたロボットに心を持たせるべきか否か。
 心を持ったロボットと人間はどうやってパートナーとして良い関係を築くのか。
 ロボット技術が進歩していけば、決して漫画の中の絵空事ではなくなるかもしれません。
 ロックマンという作品の特性からも言えることですが、こういった要素は手塚治虫作品に通ずる所があります。(手塚ファンには怒られてしまいそうですが;)
 
 ただのロックマン漫画と思わず、是非とも手に取って読んでみてほしい漫画です。
 
 
   
かつてコミックボンボンに掲載されていた有賀ヒトシのロックマン漫画を集めた本である。
連載作品「ロックマンマニアックス」を中心に、ギャグ漫画短篇・掌篇が多く収録されている。
 
 「ロックマンリミックス」でしか読めなかった「ロックマンXメガミッション」「ロックマン破壊指令」、
 「ロックマン10年史大事典」に収録されていた「ROCKMAN MANIAX 番外編」が再録されているほか、
 ロックマン9のサントラに付属していたオマケ漫画も入っている。
 
 失礼ながら、初期作品群には作画のクオリティ面で少々苦しい部分があるけれども、
 総じてはロックマンフリークには堪らない一冊だと思う。
 
 
   
カットマン娘、非常にアリだと思います
 それはともかくとして2巻の白いロボット襲撃、そしてスペースルーラーズの出現に最大の危機を迎えた地球
 圧倒的な絶望の中現れたデューオ、その続きから始まるギガミックス最終巻
 
 ピンチは脱したものの劣勢は覆せずさらなる絶望を与えるべくルーラーズの攻撃は続きます
 ロックマンも一度は倒れ人類の絶望がダークムーンを育てたとき、絶滅までのリミットはあと少し・・・
 
 しかしロックマン、敵味方を超えて集まったロボット、そして人間も絶望に負けたわけではありません
 
 ルーラーズに対抗すべく超エネルギー結晶体を搭載したロボットたちは決戦のため宇宙へ、そして・・・
 
 ちょっと強引な幕切れやデューオの消化不良ぶりは気になりますがそれも些細なこと
 
 今までのロックマンの戦いは決して無駄ではない、そして芽生えた彼らの絆は「X」へ続いていくことを予感させる、そんな完結でした
 
 本家シリーズもストーリー的には停滞しているので続編が望めるかは微妙ですがいつかまた有賀先生のロックマンたちに会えることを信じて・・・
 ボンボンコミックスの時代から追い続けた物語の果てはここにあります!
 
 ただやっぱりクイックマン最強は揺らがないんですね先生(笑)
 
 
   
非常にお得な本だと思いますよ。本編は泣ける。
 …おまけ編は、笑える。
 ギュッといろいろつまったすごくイイマンガです。
 
 
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