マイクル・コナリーのハリー・ボッシュシリーズの実質第一弾だ。多分作品の流れからして米国ではこれ以前にも このシリーズがあったように思うが、まずは記念すべき第一作と考えて良いだろう。ハリウッド署の一匹狼刑事ハリー・ボッシュ。 今回は麻薬を過剰摂取された死体がベトナム戦争時代の戦友であったことからストーリーは始まる。これが以前に起きた 銀行の貸し金庫を地下トンネルを使って襲撃した事件と関連があると見たボッシュとパートナーの女性刑事ウイッシュはどんどん 謎を解いていくが。ストーリー展開も、最後のドンデン返しも流石だ。ボッシュの人間性の描写の上手さは言わずもがな。 結局犯人の親玉はFBIの人間であることだけでなく、話の中心にいたのはパートナーであり、愛情まで感じたウイッシュであった という展開も面白い。
1曲目は元気が出るロック。日本語のハードロックでこれだけ格好悪くなく思いが伝わって、メロディアスなバンドは他にいない と思います。
シルベスタ・スタローンの女装シーンで始まり、女装シーンで終わる印象的な作品。「テロ許すまじ」なんて難いことを考えたりせず、笑って楽しめる娯楽作品。大々的なアクションもなく彼の肉体が披露されるわけでもない。その意味では地味な出来と言うべきかもしれないが、ちりばめられたユーモアを楽しみながら緊迫感もあり飽きさせない。観て損は絶対しない。
マイクルコナリーとの出会いは「リンカーン弁護士」です。法廷を舞台に弁護士からの視点で描くストーリーに惹かれその後最新作が発売される文庫を購入。ついに作者の初期から中期の物を探してこの「ナイトホークス」を選びました。 前半ははっきり言って少ない状況証拠の中どんな風にストーリーが展開されるか 全く予想できませんでした。しかし根気よく読み続け後半からはグングン引き込まれ一気に読破しちゃいました(笑)いかにも男っぽいハードな作品。とは言え途中からパートナーを組むFBIの女性捜査官との関係は女性読者からはぎこちないような描写も有り(この辺は翻訳者さんのせいかも)☆4つにしました。
主要な曲は入っているので、他にアルバムは持っていないけど「とりあえず1枚」欲しい人にはもってこいでしょう。若干方向性は違いますが(Toshiの趣味?)Breath Of Fireもカッコ良いです。アルバム未収録のShout、LoomingもNight Hawksらしい良い曲です。
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