長かったカルッセル編もこれにて終了。(劇中では数日でしたが)
このエピソードはなんというか、パンプキンシザース劇場版、といった趣でとても読み応えがありました。
通して、人間の弱さを描きながらも、それに高をくくらない、甘えないストーリーが非常に好ましいです。
終盤にかけて畳み掛けるように続く各登場人物の見せ場と、それによってどんどん状況が変化していく様がキモチイイ。
陰鬱とした展開が続いただけに、見つけ出したそれぞれの答えにも重みがあり、とても感銘を受けました。
奇麗事を喚くだけで終らせず、自ら実行し続けていくアリスは、本当に見ていて気持ちがいい、応援したくなるキャラですし、
その彼女の背中を本当に支えることが出来るのは、自身に抗い続けるオーランドだけなんだなあ、ということがしっかり伝わってくる内容でした。
満足。
確かにちょっと間延びした感もありますが、単行本で一気に読み返すとそうでもないです。
単に期間が長かっただけかと…その分、これから読むという人はそういった点は気にしなくていいかもしれません。
絵が安定しないところはありますけど、マンガ演出としてはどんどん洗練されてるなあ、と感じました。
で。今回久々にオーランドが大暴れします。このマンガの描写はホントに「痛そう」なのでそーいうの弱い人は覚悟の上で…
隔月刊マガジンGREATで掲載直後から人気爆発のこの漫画。 絵はまだ上手くは無いものの、ストーリーは王道で面白い! 漫画好きの方、有名になる前にチェックしてみては? 私見ですが、「鋼の錬金術師」のような漫画が好きなら間違いなくハマると思います。
戦災復興というテーマ、各キャラクターの味わいと名せりふ、凝ったストーリー設定です。 応援している作品です。原作のあとを追いかけてシーズン2作ってくれないかなー
内容もボリュームも大満足でした。ゲストも多数で楽しめました。
月刊連載は良い材料になったみたい。
緊張感のある展開、一回一回の盛り上げ、各キャラクターの掘り下げ、世界観の補完、
物語にとってすべて+に作用している。
また、絵がこなれてキャラクターの表情がとても多様になった。
主役、脇役、端役に至るまで、人間味のあるいい顔を見せていると思う。
ただ惜しむらくは、話の決着がまだまだ先になりそうなこと。
もちろんいい具合に盛り上がっているのだが、続刊が待ち遠しすぎる!
この巻の回想シーンに出てくる技術顧問さんの顔が味があって好きです。
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