どうせ黒〇が出てくるんだから「ポリティカリー・コレクト」のアニメだろう、と思って観たらこれが良かった。少し動きがぎごちないが美しい映像、意外な展開。特におじいさんのセリフで、私は涙がはらはらと流れてとまらなくなってしまった。 いいですよこれは。
全てCGを使っていますが、使う人の感性が素晴らしいのでしょう。繊細で発色が良く、詩的な絵画になっています。古くは「王と鳥」そして「キリク」もそうだし、フランス恐るべし、さすが浮世絵の良さを知る西洋絵画の国。とわけの分からないことを言ってたりしてみました。アートディレクションが満点以上です。
アラビアの千夜一夜物語の一遍をみているような感覚ですが、おそらく、夢でもこんなステキな映像はみれないでしょうね。
娘もしきりに、きれい!きれい!と言って夢中でみていました。
自分が!自分が!という人が多い中、アズールとアズマールのように自分が振舞えるか? 大志を抱いて、尚且つ無欲でいられるか?ということを自問自答してみますが、答えはでませんでした。
だいぶ前に、イランを旅してその美しいモスクやモザイクに見とれ、コーランの流れる広場のチャイハネで、イランで知り合った人と、甘いお茶と、水パイプをふかしていたのを思い出します。友情に厚い国なのに、9,11以降、なかなか再訪することが出来ないのが残念です。
さて、この映画の、エンディングは、意外な展開で、日本では考えられない、ちょっと大人な、ゆとりを感じるエンディングではないかと、思います。
評価は4と5の間です。
随分前に購入しましたが、繰り返し見ています。
色彩が非常に綺麗です。
原田知世さんの吹き替えもこの映画の雰囲気にあっていると思います。
小さい頃、切り絵で描かれた「シンデレラ」の絵本を持っていました。
とっても好きで何度も何度も読み返していました。
この映画の絵に非常に似ていたのですがあれは誰の作品だったのかな・・・。
などと、この映画を見るたびに思い出しています。
映画「KIRIKOU キリクと魔女」のダイジェスト版という趣の絵本です
映画を見たことがある人以外にはよくわからない世界だと感じました
残念ながらこれは絵本というジャンルの作品ではありません。
映画を見た方でこの作品の世界がお好きな方(コンキチも好き)は
買う価値のある本かもしれません、絵本ではありませんので評価は
3つにしました。
さすがジブリ、この絵本の絵のクオリティは秀逸です。ページをめくるたびに、絵本であることを忘れ、まるで映画を見ているかのようです。ストーリーもあったかくて、小さいキリクがヒーローとなり、村を救おうとする、、そして、それを読んでいるとどんどん心から勇気がわいてきて、さあがんばろーーーっって、とても素直に思えました。この本にめぐりあえて、よかった。
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