タイトルと表紙で、誰だってBSE(いわゆる狂牛病)を想起します。 これが謎解きの大きな要因になってるんだから、これはないですよ。 もうちょっと伏線を張りましょうよ。
まあメインストーリーは、迷宮入り殺人事件の洗い直しですから、十分楽しめますが。 田川警部補と、迷宮入り事件専門課という設定は魅力的。でも最後にのまれちゃいかんなあ。
ストーリーは面白いと思ったものの、文章にぎくしゃくした感じがあって、なかなか読書の波に乗れなかった。
松本清張作品の特徴は犯罪には必ず「動機」があるということどある。そしてそこに熱い人間ドラマがある。 原作ではハンセン氏病による差別を、この作品では「大畑事件」という村八分による差別からの大量虐殺事件が主人公(犯人)の苦悩のタネとなっている。 おそらく大畑事件は「津山三十人殺し」が元になっていると思われる。 苦悩する犯人を中居正広、追う刑事を渡辺謙が好演。ピアノ曲「宿命」もドリカムのエンディング曲も素晴らしい。
2002年のDVDでは傷みを抑える作業が行われたが、今回は「日本映画の傑作のマスター版を作る」ことを目指し、デジタルリマスター版が作成された。出来上がった本物の「砂の器」は1974年の初号フィルムよりもきれいだったと撮影監督の川又さんが語っています。今夏の映画館興行では東京、大阪、京都の3館で上映し、4万5489人が鑑賞。映画館で映画を観たい人、本物が見たい人が日本にいるということを実感させてくれました。そのDVD版ですから感動もひとしお。デジタル・インタメディエイトはハリウッド映画では、すでに80%に使用されている技術です。今後この技術で美しい日本映画の名作群を復元して、未来への財産として欲しいものですね。 余談:リマスター版試写会当日、野村監督の訃報が。合掌。
某洋ゲーショップにてPVが流れていたので その圧倒的クオリティに目を奪われ思わず本来購入すべきだったソフトそっちのけで当ゲームを購入したが…なんだろう? 最初面白さが全面しか無かったが途中から イラつき8:2面白さ に変わっていた。
と、言うのも序盤に関してはサクサク進めるし謎解きも然程難しくない。 その点に関しては中盤に差し掛かった今現在でも そんなに苦ではない。
ただ、その途中からが大問題でステージが進むにつれて操作に慣れれば当然難易度が上がるのはゲームの定石なのだが 何がいけないかと言うとステージによって操作に理不尽さが生まれてくる。 プリンスとヘレンのコンビネーションが重要になってくるステージが途中から増えてくるのだが PSPのボタンの関係だからかヘレンが使えなくて 何度も息絶えたり 自分の中であぁしたいこうしたい その点にどうしても理不尽さが生まれ何度もやり直してしまうハメに…。
もう1点がプリンス自身が弱い。人間離れした動きが出来るのに、ある一定の高さから落ちれば死ぬし 必殺技が無いから魔物相手でも場合によっては苦戦を強いりやすくなる。 これ等全部が私自身の問題があるのだろうが 操作の面で理不尽さを感じる点はプレイしてみれば判りやすいかも知れない。 グラフィックは秀逸 ロードに関しても不満は然程感じない 面白いが何か大事な所でイライラさせられてしまう その点を乗り越えながら楽しさも味わえているので ☆3つになりました。
で、疑問なのが PSPで前作が日本語版出なかったのに何故今作が日本語版で来月に出るのか不思議で仕方ありません。 いくつかPSP版洋ゲーをプレイしましたが 特に処理落ちに悩まされる所が少なかったのも誉めれますね。
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