完成品は以外と大きく、実物のオニヤンマよりも一回り程度大きい物になります、 その似たような大きさもあってかリアルさがあります。
小さなブロックとなめてかかりましたが、 意外と難しく、またパーツが小さいため指先の繊細さが求められます、
できあがりは、程良く簡素化しているものの、 あからさまなウソのない完成品となっており、 虫好きにとっても満足のいくクオリティになっています。
難点としては、ブロック同士のつながりが甘く、 制作中に先ほど作った部位がボロボロ崩れてイライラします、 接着しようかとも思ったのですが、クリアパーツが多いため見送っています。 特にこのオニヤンマは腹部が一点でしか繋がっていないにもかかわらず、 横に長いので飾っていても勝手に欠落してしまいます、 そして欠落するとバランスが崩れ転倒、 さらにバラバラになってしまうと言う悪循環を繰り返しています。 とは言え繋がりがキツすぎると、間違って組んだ場合は、 リカバリーが難しくなるので、程良い甘さなのかもしれません。
制作中のパーツ紛失を防ぐため、フローリングの床は避け、 毛足の短いカーペットの部屋で組み立てましょう。 とは言え、予備パーツが非常に多く(総数で40個ほど)、 全てのパーツの予備が封入されていますので、 紛失をあまり恐れる必要はなさそうです。
あと、台座を大きくしてもう少し安定感を持たせて欲しかったです。
難点が多くなってしまいましたが、 全体的な満足度は高いです、 それだけに惜しいと思う難点が目立ってしまいました。
このゲームを買う為にPS2も同時に注文しました^^; まず操作性ですが、1997のPS版攻殻のような本格的なトレーニングモードではなく、 一つ一つの操作を練習するだけの短いステージが用意されてるので、 一度トレーニングモードをクリアしてから最初のステージである ニイハマ埠頭で実戦練習したほうが慣れやすくなるでしょう。 ほとんどRPGしかしない私ですが、シビア過ぎる操作等はありませんので、 ほぼストレス無く進んでおります。 難易度もイージー・ノーマル・ハードの3つが用意されてます。 少々気になる点は弾をリロードする際、床に他の武器が落ちているのに 気がつかないまま行ってしまうと武器も持ち替えてしまいます。 そのまま今まで使ってた武器が床に落ちず消えてしまう事もありましたし。 あともう一つは、電源を落としてしまうとコンティニューポイントが 初期化されてしまうので、再度プレイする時は選択したステージの 最初からプレイする事になります。 でもまぁこの程度のデメリットですから、ジカバチやオニヤンマ、 又は剣菱重工の多脚戦車を間近で見れる!戦える!と思えば大した事じゃないですね。 また何と言ってもアニメには無かった独自のストーリーも最高です。 攻殻をご存じない方にはチンプンカンプンかもしれませんが・・。 ゲームクリア後に解除されるオマケも美味しいですよ^^
生後まもなく死んでしまった主人公の妹。その妹のお墓参りに行った後、少年はヤゴを見つけます。家に帰ってしばらくすると、ヤゴはオニヤンマに変わりました。その姿と死んだ妹がダブった少年は、一人でオニヤンマを逃がしてやろうと、見つけた場所まで行きます。そこはバスにのらなくてはいけない、少年にとっては遠い場所。おまけに外は激しい雷雨です。それでも少年はなんとかオニヤンマを空に返すことに成功するのでした。
少年の顔がまるでおにぎりのようで、とても愛嬌があり、親しみの持てる絵です。遠かった死がオニヤンマの誕生との対比で、少年は妹の死を理解できるようになったのではないでしょうか?
うちの4歳の息子も、この本を通してなんとなく死というものを理解できたのではないか?と思いました。
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