毎年大量にリリースされる新作映画の中に、「もう一度」観たいと心から思える作品が、一体何本あるだろうか? その点、この『歓待』という映画は、2011年春の劇場上映を観て以来、「もう一度」を通り越して「繰り返し」観たいとさえ思えた、稀有な作品であった。 この作品の特長は、まずは脚本の際立った巧みさ。開始たった数分間の、それも少しも説明臭くない極めて自然な会話の中で、「年の離れた再婚夫婦・夫の連れ子・夫の出戻りの妹」という映像だけなら必ず勘違いしてしまいそうな複雑な家族関係を、過不足なく見事に伝えきっている点にも、それは表れている。 そうした特長は、作品全体のストーリー構成にも当てはまる。贅肉ともいえるような無駄なシーン・無駄なセリフを徹底的に排除しながら、必要最低限の情報量で観る者を豊かな作品世界の中に引きずり込んでいく手法は、映画のみならず、あらゆる表現ジャンルに属する人間が参考にすべき水準のものだと思う。 「削ぎ落としながらも豊かであれ」というような難易度の高い脚本を、映像として表現するために、役者陣の卓抜した演技力が不可欠であることはいうまでもない。監督の脚本・演出力と、役者陣の演技力、それらの絶妙なバランスの上にこの秀作は成り立っている。 監督のインタビューにもあるように、この映画が「移民」や「外国人排斥」の問題をテーマ(の出発点)としていることは間違いないだろう。ややもすると小難しい社会派作品に転がっていってしまいそうなテーマから、ここまで「笑えて」しかも「考えさせられる」、個性とユーモアあふれる作品を産み出したこと自体、本当に見事としかいいようがない。 まさに、DVDとして「繰り返し」観るに足る作品である。
いたってソフトだったかな。激しい絡みはないが、彼女のバストはバッチリ拝めます!!ただ女優としての彼女の演技は脇役止まりかな?寺島しのぶや杉本彩みたいにバンバン身体を張った「脱ぎ系」女優になれば、売れるかも知れません。若い頃の、かたせ梨乃みたいに映画でたくさん脱いで欲しい女優の一人ですね!!評価はまずまずの星4とします。
ストーリーは面白かった。 コメディの展開も良かった。 ただ物足りなかったのは 本編66分ではなく 大人し過ぎる映像表現でした。
画面に映る人物が作品を通して 少し小さく写り過ぎかなに思う。 大ざっぱな手足を動かすような 芝居にしか映らなかった。 そのせいか松金よね子さん、 美波さんといった顔ぶれを含め 肝心の主演の刈谷友衣子さんの 表情が印象に残らなかった。 「金魚倶楽部」 「スープ生まれ変わりの物語」 と購入し拝見していたので その辺に物足りなさが残った作品。 個人的には 画面の上下をカットして シネスコサイズにしていたら 印象が異なって満足していたと思う。
ピースの又吉さんが連載していると知り、それ読みたさに購入しました。
又吉さんの連載頁は、やっぱり最高でした
(でも、ファンなのでカラーでみたいです。ぜひグラビアページでも!)。
意外だっのは、この雑誌を知らなかったこともあって、
豪華な人たちがたくさんのっているんだ…とびっくりしました。
生田斗真からハライチまで、オールジャンルでした。
あと、「男子のお手本」がめちゃくちゃ刺さりました!
男子の手が好きな方にはたまらないと思います。
いろいろとモウソウうずまきます。
人間の根源、「食べる」を扱った作品。視覚に訴えてくるぶん、直接的に美味しそうだ。映画館でどれだけの人が喉を鳴らしただろうかと想像すると、ちょっと楽しい。
ウィルスさえ居ない極寒の局地で数百日をともにする野郎共は、時間の経過とともに果てしなくむさ苦しく、どこか変になっていく。そんな中、一つ一つのシーンで役者が演じて見せる可笑しさや切なさが、いずれもユルく、穏やかで、スペクタクルに欠けていて、素敵だ。
余談だが、基地の食堂がかつて住んでいた独身寮の談話室にあまりに似ていて、もしかしたら、当時の自分や他の寮生たちの暮らしも、外から見たらこんな風にむさ苦しい限りだったのかも知れないな、なんてノスタルジィもあった。
既出のコメントながら、この映画を好きだと言う男性とは通じるものがありそうだ。
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