こういう企画に自分の好きなアーティストが入っていないと、たいていの人はがっかりすると思います。
だから、批判も多いのでしょう。ただ、やはり、私は専門家の意見はそれなりに尊重すべきだと思います。
素人のひとより、かなり多くの枚数を聞き込まれていると思うので。わたしも、70年代はちょうど中学の頃ですが、
実際聴いていたのは、小椋佳の“彷徨”とか“残された憧れ” 風、井上陽水、ユーミン、グレープそんなところ。
きっと多くの当時の日本人もそんな感じだった事でしょう。ユーミンや氷の世界以外は、ベスト100に入っていませんが、それはそれで良いと思う。
はっぴいえんど、シュガーベイブ、ジャックスなどは後の時代に再発見=評価されたのですよね。
当時聴いていた人の認識は素晴らしかったでしょうね。ライブに行けた人はラッキーでした。素直にそう思いますね。
こういう雑誌は私たちに対する“啓蒙”の意味もあるのでしょう。素敵なアーティスト、アルバムとの新しい出会いがあるかもしれない。
そういう、前向きな気持ちで読むと色々と伝わってきます。
ちなみに、この雑誌の中で、唯一ユーミンの“ひこうき雲”は当時よく聴いていました。天才少女の登場が眩かった。
“今の”私が1番好きなのは、鈴木慶一“火の玉ボーイ” はちみつぱいの“センチメンタル通り”と高田渡の“ごあいさつ”ですが、
こういう雑誌がないと巡り会えなかった逸品と思います。
タイトルが直球すぎてやや気遅れしましたがS眼鏡攻に飢えていたので購入しました。
平凡な主人公が大企業の会長の孫の代役として抜擢され、攻により教育される、というよくある身代わりものですが、無理めな展開も無難におさめ、文章も読みやすく楽しめました。
前半の攻の秘書の行動はドSというかいじめに見えるような…
(プールに突き落とすというのは大人としてどうだろう(^_^;))
受も前半は真剣に嫌がっているし、脅迫しながら行為に及ぶあたりはこらこら犯罪だよと言いたくなりましたが、攻の熱烈な愛情表現に後半あたりから受がほだされて甘い感じになり、最終的にドSの秘書はわんこ攻に。
さらっと読めて後に残らない。
イラストも癖がない上手さで読者を全く邪魔をしない(これは貴重では)。
正直総合的に物足りないですが、ブレイクタイムにちょうどよいBLではないでしょうか。
正直、このアルバムが発売されて以来、日本のポップスっていうのは進化してないなぁ。。と思ってしまうのです。
様々な人が様々な形で大絶賛しているアルバムですから、日本人として死ぬまでに聴いておくべきアルバムです。
日本史(ロック版)があれば、間違いなく掲載されるアルバムです。
未来をさきどるというより、単にいつまでも聴ける音楽を作ろう、という意志のほうが強かったように思えます。
伝説となったミカバンドの、再結成以前の曲を集めたベスト盤です。「サディスティック・ミカ・バンド」、「黒船」、「HOT! MENU」の中からそれぞれ代表的な曲が集められていて、ミカバンドの歴史を知るには、良いアルバムになっています。さらに、ここでしかCD化されていない曲もあります。また、リズムセクションのメンバーの変化(つのだひろ&高中正義、高橋幸宏&小原礼、高橋幸宏&後藤次利)を聞き比べることもでき、大変参考になります。なお、ジャケットには、歴代のメンバーの変遷と、その関連のバンドが掲載されているので、資料的価値も十分あります。
今見ればスーパー玄人集団のサディスティックス。当時加藤和彦無しでどうだろと思いながら購入し、(買ったことを)失敗したな、と思ったことを思い出した。雰囲気的にはタイムマシンもどんたくも無い黒船の世界航海編と言いますか。。。高中もソロはフュージョン路線が明確でしたがミカバンドやサディスティックスでは中途半端。四人囃子で森園が端的に嗜好を発揮していたのとは大違い。でも香港戀歌は大好き、恐らく当時ならタンタンかラジだと思うけどボーカルがかわいらしかった、聞きたくなりました。安いしこの曲のためだけにCD買うかも。この歳で聴けばまた感想も変わるかも。。。ちなみに矢沢永吉の日比谷ライブ時のツアーバックはこのサディスティックスでした。エーちゃんの日比谷ライブDVDでその勇士が見れます♪
|