20年以上前に、ヴォーカリスト・根本要の声に魅せられてから、スタレビの存在はずっと気に掛かっていました。古今東西の様々な音楽を聴いてきた中でも第1級の声質を持ったヴォーカリストであることには間違いないと思っています。
高音に魅力があるだけでなく、女声とも男声とも取れるような不思議で稀有な声質です。女性も男性も歌われている歌を自分の身に置き換えられますので、万人にとって感情移入が容易になるというのが、20数年の間、人気バンドとしてやってこれた理由でしょう。
バラードのスタレビの定評通りで、この『Blue Stardust』はベスト・アルバムに相応しい名曲揃いで演奏も歌も心地よく、じっくり聞くと泣けてくるものが多いです。それぞれの曲の発表からは歳月が流れましたが、全く色褪せずにリスナーの心を打つのは流石です。
東洋的なメロディが印象的な「木蘭の涙」は大好きです。哀しい歌詞ですが、世界中の恋人に共通の普遍的な愛の姿を朗々と歌い上げています。感傷的にならないのもまた大人の歌唱です。それにしても根本要は歌の上手い人です。
「追憶」が一番好き、という人もいるでしょう。女心の哀しさをこんなに切々と歌われたなら、失恋中の人は皆涙するしかありません。圧倒的な歌唱力、ハートフルなヴォーカリスト・根本要の凄みをまざまざと感じさせる名曲です。バラードとしての評価も高いですが、演奏との一体感もまたこの曲の価値を高めています。
「もう一度ハーバーライト」も「夢伝説」もいいですし「Stay My Blue−君が恋しくて−」もいいです。つまりみんな最高だと言うことです。
絵柄、デザイン共に、クオリティは文句無し。 既刊コミックス、小説挿絵、画集オリジナルイラストの他、 スペシャル企画あり。特に、表紙絵4人のショートコミックはちょっとお得。 (しいて言えば、眼鏡の子の名前を出して欲しかったかな?) ただ、著者の代表作である『ワガママだけど愛しくて』 (角川書店コミックス全5巻。ドラマCD3まで発売中)が 一切収録されていないのがやはり残念。 これは別に企画があるらしいのですが、何故か未だに出ない…。
連載が終了してしまったから、という理由もありそうですが、 むしろ、だからこそイラストをコンプリートできる良い機会だと、 ファンなら思うのですが…。待っている人は多いと思いますよ?
それと、最近では特に鈴木あみ先生の遊郭シリーズ小説 (白泉社・小説花丸)の挿絵&コミカライズが好評なので、 本当に今がチャンス。是非早く出して欲しいものです。
この本が初の樹要本となります。 正直、絵・・・というかカップリングの雰囲気が好みじゃないのもあって、避けてたんですが (汗) 今回は表紙を見て、この受けならいける!と思ったので、思い切って手に取ってみました。 前作で脇役だった歩が主人公ということで、もちろん前作読んでませんが、あまり支障はなかったです。
この本は話が面白い、というより、設定勝ちですかね? まず、前回 攻めキャラだったキャラが受けになる (萌です!) 何事にも無関心な陸上部の沢渡先輩が初めて関心を持った相手が歩。 (ベタですが萌です!沢渡の無表情がイイです) お互いに相手は違えど、切ない片想いをしている。 歩は想いを伝えることはせず、ただひたすらに自分の中で想うだけ。 そして、歩の目に自分が映らない苛立ちと欲望から、弱みに付け込み「退屈しのぎの玩具」という名目で触れる。 (ここが最高に萌です・・・!!!)
話は★3、萌設定が★5・・・総合して★4ってところでしょうか?
やくざと兎ミミ付美人のお話です。 設定はファンタジーですが、分かりやすく読みやすいので、ファンタジー苦手な方も安心して読めると思います。 とにかく私個人の好みですが、やくざの狩野が好きです。大好きです。久々にどストライクでした。 一生ミミつきの宇佐美を守って、二人で幸せに暮らしてほしいです。 甘々ラブが大好きな方おすすめです。
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